女性が営業するのはきつい?一緒に働く男性から見たリアルなレビュー

女性が営業するのはきつい?一緒に働く男性から見たリアルなレビュー 営業職

こんにちは、ユウ(@yuyuhoimin)です。
営業職として8年ほど働いていました。

ぼくが勤める会社には女性の営業職がけっこういまして、今も昔も交流することが多いです。

ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
女性の営業職ってきついのかしら?挑戦しようかどうか迷ってるのよね‥。やっぱり営業=男性ってイメージがあるし‥。
ユウ
ユウ
やってみてやっぱダメだったってのは回避したいですよね。

実際に同じように考えている人多いみたいです。

わからないまま「エイや!」と飛び込んで失敗するのも嫌ですし、そのまま何もせずに後から後悔するのも嫌ですよね‥。

    逆にここでしっかりと経験者のリアルな話を聞いたり、全体像を把握しておくことで大火傷をするリスクを大きく減らすことができます。

ということで今回は、

「営業職に挑戦しようか迷っている女性」
「自分にできるのか知りたい女性」

のために、
一般的に女性営業職が気になるポイントと、
デメリットから女性がチャレンジするのにおすすめの業界まで
紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。

ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
よろしく頼むわね!
ユウ
ユウ
OKです!それでは参りましょう!

女性が営業するのはきつい?

女性が営業するのはきつい?

結論から言うと、環境次第だと思います。

何を営業する(売る)のか、とどこで営業するのかがとても重要になってきます。

営業する「ものやサービス」を本当に好きになれなければ成果が出にくくきついと感じるでしょうし、またそれを売る環境(職場)があなたに合っていなければ、いくら売るものが好きでもきつくなってしまいます。

当然会社全体として女性への理解や活躍の推進をしているか否かでも大きく変わってきます。

なので男性女性に関わらずに上記の2点がしっかりと自分と照らし合わせた時に適正化が重要になってきます。

「いや、そりゃそうでしょ‥。」

という意見が返ってきそうですが、でもそれが本当に大切なのでまず前提として把握しておいて欲しかったのです。

ただ、それだけではイメージもしづらいと思いますので、以下から「女性営業職」特有のきついと思われること、みんなが気になる以下の3つのことについてリアルな意見とともに解説していきます。

    ①:育児との両立
    ②:ノルマ
    ③:休み

それぞれ順番に解説していきます。

女性営業職は育児との両立がきつい?

同僚の話をすると、そこまできつくはないみたいです。

最近2人目のお子さんが生まれて、ガッツリと産休・育休を取得していました。

ここも結局は先ほどお話ししたとおりで環境次第です。

残業が発生しやすい業界なのか、突発的な案件が発生しやすい職種なのか、また会社はそれらをしっかりと認識し交通整理できているのかにつきます。

ただ、全体的に見ると、また内勤と比較してもイレギュラーが発生しやすいのは事実ですからそこは認識しておく必要があるかと思います。

女性営業職はノルマがきつい?

ノルマに関しては、女性男性関係なくきついところはきついです。

ちなみにぼくが勤めている会社では特にノルマは設定されておらず代わりに目標が置いてあります。

複数人いる女性営業ウーマンも特にきつそうに感じる場面は見当たりません。

なのでここも結局は環境に集約されるところですので、事前にあるかないかを確認しておくことが大切です。

個人的にはやはり「ノルマ」となるとプレッシャーに感じてしまうので、ノルマの代わりに目標を置いているところをおすすめします。

また、成果級制度(成績が給料に反映される給与システム)を導入している会社に関しては保証される金額と歩合の金額をしっかりと確認しておきましょう。

女性営業職は休みがとれない?

そんなことはありません。

先ほどもお話ししたとおり、同僚はガッツリと産休と育休を取得していました。

むしろそういう意味では男性よりも休みがとりやすい立場にあるとさえ思います。

ちなみにぼくが勤める会社の営業職の1日のスケジュールは以下のような感じです。

女性男性関係ありません。

とある営業ウーマンの1日の仕事内容
    09:00〜出社/朝礼/メール確認/資料作成
    11:00〜営業開始→7件訪問
    12:00〜休憩
    13:00〜商談(契約)
    14:00〜営業再開→16件訪問
    17:00〜帰社/日報作成/書類作成/雑務処理
    18:00〜退社
ユウ
ユウ
男女問わず営業職に関してよく聞かれる質問でした。

繰り返しになりますが、

「女性だから‥」

というのは本質的には関係なく全て所属する組織と業種に大きく影響されるところになるかと。

ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
なるほどね。何をどこで売る、か。でもさ!やっぱり女性と男性にはいくつか違いが実際に存在するわけだし女性特有の悩みなんかもあったりするでしょう?
ユウ
ユウ
おっしゃる通りです。それでは以下からは、営業職をしてみてわかる女性特有の悩みをピックアップしていきます。
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
お願いよ。

女性が営業職をするデメリット

女性が営業職をするデメリット

ここからは女性が営業をする中で抱えやすい悩みやリスクを解説していきます。

大きく以下のとおりとなります。

    ①:相談しづらい環境
    ②:セクハラリスク
    ③:外見の制限

こちらもひとつずつ深堀りしていきます。

女性が営業職をするデメリット(1):相談しづらい環境

まずは絶対数で言うと、営業職の性別は今の世の中はまだまだ女性より男性の方が圧倒的に多いはずです。

事実ぼくが勤める会社での女性営業マンの割合は3割弱です。

(これでもかなり多い方かと思います。)

なので異性とのコミュニケーションが苦手な人にとっては相談がしづらい環境だったりします。

また男性特有のノリや文化、考え方等もろもろの違いに馴染めないケースもあるかもしれません。

なのでこれから選ぶ方はそこに女性がすでにいるのかはしっかりとチェックしておいた方が良いですね。

女性が営業職をするデメリット(2):セクハラリスク

これは深刻な問題です。

内部でも外部でも女性はそのリスクが男性と比較して圧倒的に大きいです。

今時枕営業なんてそうそうないとは思いますが‥。

社内でも社外でもセクハラじみた発言や対応をしてくるリスクは往々にしてあると思います。

なので、ここもそのリスクを下げるには業界選びが鍵になってきます。

また、それに付随して女性営業職のキャリアアップについても少しお話しします。

女性営業職は昇格できる?
結論は他の職種よりはしやすいと思います。

まだまだ女性の社会進出が万全ではない日本。

上場企業の役員や議員の性別を見てもそれがわかりますよね。

そんなご時世ですが、営業職が出世しやすい理由は結果が可視化されやすい、評価がしやすい職種になるので結果と意思をしっかりと示すことができるからです。

また営業で身に付くコミュニケーション術や交渉術は社内でも役に立ちます。

女性が営業職をするデメリット(3):外見の制限

ビジネスカジュアル等々推奨される世の中ですが、会社によっては特に営業は服装やメイクを指定とまでは言いませんが制限される場合が多いです。

そういった意味で自分がしたい格好やお化粧をできないというストレスはかかるかもしれません。

ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
まあ、外見は我慢できるわね。相談の件とハラスメントの件は由々しきことね。
ユウ
ユウ
あ、ぼくそういえば義理の妹が生命保険の営業やってるんでした。

そこでは今の所何事もなく大丈夫みたいです。
でもノルマはあるって言ってましたね。

ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
でもここも結局は最初の環境に左右されるところが大きいわよね、きっと。
ユウ
ユウ
ですね。しっかり下調べしたり、準備が必要かと。
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
あ〜、迷うわ。どうしよう。私営業してみても大丈夫そうかな‥。
ユウ
ユウ
OKです。それでは以下からぼくなりの結論をお話しして本記事を締めたいと思います。

結論:女性は営業するべき?

結論:女性は営業するべき?

約8年ほど営業マンとして働いてきて、横目に営業ウーマンを見てきた立場からすると、興味があるならやってみるべきだと思います。

なぜなら得られるものが非常に大きいのと、稀有な存在として価値が高まるからです。

途中で辞めようが経験したことによって絶対に自信がつくと思います。

営業のスキルは利益に直結するのものなのでどの会社も欲していますし、汎用性もものすごく高いです。

営業ができる=社会人としてある程度のことはわかっているはずという認識になるので余計な研修や指導が必要ないとさえ感じる人事もいるでしょう。

また、女性の営業職はまだまだ日本全体で見ても少ないのでそれだけで注目されます。

少し話がずれますが個人での発信にも活かせると思います。

以下から紹介する向いてる女性の特徴にひとつでも当てはまったらぜひチャレンジしてみてください。

営業職に向いてる女性の特徴

    ①:アウトドア派
    ②:負けん気が強い
    ③:人の話を聞くのが好き

上記のとおりです。

内勤だとうずうずしちゃうような女性は開放的な業務になる営業がおすすめです。

また競争心が強い女性もプラスに働きます。

そしてこの二つはどちらかというと自分がグイグイいく活発な女性をイメージする方が多いかと思います。

ただ実はそれ以上に向いてるのが人の話を聞くのが苦じゃない、むしろ好きな人つまり、「傾聴できる人」です。

なぜなら営業は聞く力が長けているほど成績を残しやすいからです。

まわりにいないですか?
聞き上手な人。

その人って多分友達多いと思うんですよね。

ぼくの妻がそうです(笑)

できない営業はガンガンマシンガントークで引かれ雑音と化し嫌われます。

一方人の話を聞ける、または引き出すのが上手な人がどんどん関係構築が進み依頼や受注につながります。

また自分で自覚できていれば良いですが、自分ではなかなか気づけない部分かもしれませんので、まわりの人に聞いてみるのもありですね。

女性営業におすすめの業界

ずばり介護業界の営業です。

それはぼくがそうだからっていうこともあり、ポジショントークにもなりますがマジでおすすめです。

実際見てきた同僚も当然介護業界の営業ウーマンです。

ではなぜ女性に介護業界の営業がおすすめなのか。

それは営業相手のほとんどが女性だからです。

介護業界では基本的に「ケアマネ」という職種に営業をかけます。

ケアマネは40代の女性が最も多いです.

(下記図参照。)

ケアマネの性別と年齢グラフ
引用:厚生労働省

いや女性だからこそやっぱり男性の方がウケがいいんじゃない?

と思う方もいるかと思います。

実際そう考えて男性の営業マンを置く介護事業所も多いです。

ですが8年見てきて断言できますが傾聴しやすい、話を聞きやすいのは女性です。

同性ゆえの親しみやすさや同性だからこそ話せる内容もあると思います。

    また現場ではどちらかと言えば男性営業マンの方が多いので前述したように差別化もできて目立ち、それだけ覚えてもらいやすくもなります。

介護業界で営業職と言えば一般的に福祉用具専門相談員が有名です。

福祉用具専門相談員に関しては下記の記事で詳しく解説していますので気になる方はお目通しください。

奥さんの同期もやってましたね。

>>【介護転職】福祉用具専門相談員とは?業界10年目が解説【面接攻略法もあり】

他の職種だと営業職を募集するのはかなりレアなので福祉用具意外で探したい人は定期的に求人をチェックしておくと良いです。

すぐ埋まりますので。

リスクを極限まで下げる

今お伝えしたように、福祉用具を除けば介護業界での営業職の求人はレアなので頻繁にチェックする必要があるんですが、いちいちググったりするのも面倒くさいので転職エージェントにいくつか登録しておくことをお勧めいたします。

無料ですし。

また、複数登録することによって比較することができるのでその点も転職や就職におけるリスクを減らしてくれるはずです。

転職エージェントは星のかずほどありますが、介護業界には介護業界の特化したエージェントがあるのでその中からおすすめな3つをご紹介して終わりにしたいと思います。

個人的には2つくらいで十分だと思いますが。

介護系に強いエージェント
  • きらケア:アドバイザーの質が高く広範囲でサポートしてくれることで有名。まずはここに登録しましょう。
  • かいご畑:業界初心者におすすめ。資格講座を0円で提供してくれる制度が人気です。
  • マイナビ介護:ド定番のマイナビですね。大手だと案件も多いですし登録しておいて損は無しです。

営業はたくさんのことが学べて汎用性の高い職種です。

一度身に付けておけばきっとその後の人生にも役立ってくれるはずです。

素敵な営業ウーマンになっていただけることを願って^ ^

おわり。

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