こんにちは、ユウ(@yuyuhoimin)です。
営業職として働いて10年、社内でトップの成績を取ったり営業の責任者をしたりしていました。
- ですが、何らかの答えを出さないままでいるとどんどん負のスパイラルに陥ってしまいかねません。仕事も楽しくなければ私生活に影響することも。。
逆にどんな形でもいいし、まずは仮説でもいいので答えを出しておくとモヤモヤした感情は晴れて自分が何をすべきか見えてきやすくなって、仕事を楽しめるようになります。
ということで今回は、
「営業のモチベが上がらずに萎えている人」
もしくは、
「営業職に興味があるけど不安がある人」
のために、営業がきついと思われる5つの理由と対処法、やりがいから向いてる人の特徴まで実体験を元にお話ししていきます。
- 本記事を読むと営業職として働く上で注意するべき点と、マインドセットの方法がわかり今よりもっと営業を楽しんで実施することができるようになるはずです!
なお、これから「ルート営業」に挑戦しようとしている方は下記の記事で詳しく理解することができるのでぜひお目通しください▼
>>知らないと損する!ルート営業のきつい所と成果を出すシンプルなコツ
営業職がきついと感じる理由5選
下記のとおりです。
- 孤独によるストレス
- 相性が合わない営業先
- 成果が出るまでの期間
- ノルマが現実的じゃない
- 取引先優先のスケジュール
それぞれ順番に解説していきます。
孤独によるストレス
基本的に営業はひとりでまわることが多いです。
頼りたい時に頼れなかったり、助けて欲しい時に助けてもらえなかったり‥。
なので孤独に対するストレス耐性がない人はきついかもしれません。
同行営業とかあるところは救われますね。
相性が合わない営業先
営業する相手は当たり前ですが人間です。
そして多種多様な人間がいますので、自分ともう、はなから合わない人というのもいます。
そもそも営業に対する世間的な評価がそこまで高くなく、ともするとノイズだと認識している人も多いです。
営業マンに対する印象は、受ける側からするとはっきり言うと嫌われ者の部類に入るでしょう。
ぼくももちろん経験ありますが、合わない人にはとことん合いません。
成果が出るまでの期間
たまにビギナーズラックやタイミングで結果がでることがありますが、基本的に成果が出るまでには一定時間かかるのが定石です。
「自分の営業は正解なのか‥。」
「このまま続けていても大丈夫なのか‥。」
「そもそもぼくは向いていないんじゃないか‥。」
成果が出るまでいろんなことを考えます。
ノルマが現実的じゃない
会社によっては到底実現不可能なノルマや目標を設定しているところがあると聞きます。
ぼくのところはたまたまそうではありませんでしたが、そんなところにいたら絶対続かないと思います。
過去と現在で達成している人はどれくらいいるのかはけっこう重要です。
取引先優先のスケジュール
基本的に営業マンは顧客優先でスケジューリングします。
特に初期のころは。休憩中に電話がかかってくることはしょっちゅうで、夜に呼び出されることも。
悪い顧客だとそれが当然のように振る舞ってきたりしますからね。
以下からはぼくを含め同僚の営業マン等々に聞いて集めた営業のモチベを上げる方法を紹介していきます。
営業のモチベを上げる方法
下記のとおりでございます。
- 仲良い所を最初に訪問
- コンテンツの力を借りる
- 達成した未来を想像する
- ゲーム感覚で行ってみる
- テクニックの勉強をしてみる
こちらもひとつずつ深堀りしていきます。
仲良い所を最初に訪問
新規営業や飛び込み営業しかできないところでは使えませんが、ルート営業を専門とするところや、同じところに何回も通っていいところでは効果的です。
始まりってマジで大切で、最初にこころくじかれるとその後絶望的な気持ちで営業に身が入らないことなんてしょっちゅうです。
なのでまずは自分に良いイメージを与えてくれるところに行って気持ちを作りましょう。
コンテンツの力を借りる
同僚が毎日ルーティンでやっているんですが、YouTubeや本、音楽で自分のテンションを高めてくれる動画や文章を営業にいく前に触れる方法です。
その同僚はスラムダンクの山王戦をYouTubeで見てから営業スタートすると言ってました。(わからない人いたらすいません‥。)
達成した未来を想像する
目標の受注件数や、新規顧客の獲得数を達成した時を想像します。
社内で表彰されたり賞賛されたりする未来です。
これがけっこうモチベを高めてくれます。
インセンティブやボーナス制度がある人は、
「あれ欲しいなぁ‥。」
とか
「達成したら飲みに行こう!」
とかですね。
ゲーム感覚で行ってみる
営業を可能な限りゲームに落とし込みます。
おすすめはRPG。
ポケモン図鑑みたいに営業先リストを見てひとつひとつしっかりと管理して分析したりするのもやってました。
テクニックの勉強をしてみる
コミュニケーション術や心理学、営業のテクニックを勉強してみましょう。
今はYouTubeとかにもごろごろ落ちてます。
学習するとそれを試してみたいくなるので自然と営業に対する意欲が高まっていきます。
営業職に向いてる人の特徴
下記のとおり。
- 外が好きな人
- 丁寧でマメな人
- 人の話を聞ける人
- 完璧主義じゃない人
- 自分が最強だと思ってる人
順番に見ていきます。
外が好きな人
言わずもがなですが、内勤より外に出て仕事する方が好きな人が向いています。
別の言い方をすると内勤が退屈で得意じゃ無い人ですかね。
季節を感じたり、いろんなところのランチを楽しみたい人とかもってこいですね。
丁寧でマメな人
顧客に対して真摯に誠実に向き合える人が結局最後に選ばれます。
信頼が積み上がって結果、受注に繋がりやすくなります。
自分の成績のことしか考えず相手の話なんてどうでもいいと思ってる人は態度や顔に出て気づかれます。
人の話を聞ける人
営業はペラペラと話すのが得意な人よりもむしろ、人の話をしっかりと聞ける「傾聴力」が高い人の方が向いています。
一方的にはなすだけでは相手にとってはノイズでしかありません。
上手い営業マンほど喋りません。
完璧主義じゃない人
個人的にこれをめっちゃ推します。
ぼくがそうだったので‥。
もしかしたらA型の人におおいかもしれません。
(ぼくもA型です笑)完璧主義すぎると心がおれやすくなります。
または、
「今日は昼までにまず〇〇件回って‥」
と自分の中で目標を立てていたとして、急な案件や依頼が入ってそれが達成できなかった時とか。
営業は予期しない事象が多々起こるのでそこで気持ちを切り替えられるかどうかが重要です。
自分が最強だと思ってる人
唯我独尊の人も向いています。なぜなら他者と比較しないから。
営業をやっていると、
「同期のアイツは今月何件だ‥。」
とか
「後輩のあの子はもう目標件数達成している‥。」
などと自分以外の営業マンのことが気になってきたりします。
そして勝手に自己嫌悪し足が動かなくなる‥。
ぼくも元々はコミュ障でしたが続けるうちに結果が出るようになってきました。
それは営業をやっていく中で魅力ややりがいを感じていったことも大きく関係しています。
以下からはぼくが10年で実感した営業の魅力ややりがいをシェアしていきたいと思います。
営業職の魅力とやりがい
ピックアップしました。
- サボってもOK
- スカウトされる
- 人脈が広がっていく
- 評価と対価を得やすい
- どこでもやっていける
順番に解説していきます。
サボってもOK
結果が出てきたらの話と思いますが、結果が出ない時も休憩は必要です。
何もしない時間や気分転換した方がアイディアややる気が出てきて、結果的に行動につながったりするケースはかなりたくさんあります。
もちろん実体験です(笑)
冒頭の営業職のきついところでお話しした「孤独」が逆に良い方面に働く側面ですね。
スカウトされる
これ結構あるあるなんですけど、普通にスカウトされるようになります。
特に何度も顔を合わせたり、ルート営業をしているとよく誘われます。
自分のことを欲している人や企業があることは嬉しいですし、
「もし今の職場をクビになっても‥。」
という精神的な安心にもつながりますし繰り返しになりますが自身にもなります。
条件が良ければそのままヘッドハンティングされれば良しです(笑)
人脈が広がっていく
スカウトまではいかなくとも、人との繋がりはどんどん増えていきます。
そしてそれが予期せぬところで役にたったりします。
評価と対価を得やすい
やった分成果に反映されやすくわかりやすいです。
例えば社内で企画書や改善提案を出す時って根回しや、変なフィルターが入ってかなり大変な時があるんですが営業はそういった邪魔がはいらずシンプルに自分の行動が結果と結びつきます。
なので改善策も立てやすいですし、結果が出ればそのまま給与や社内での評価に直結します。
どこでもやっていける
個人的に1番の魅力だと思っているのが営業職の汎用性の高さです。
基本的に営利企業、株式会社は売り上げを伸ばすために存在しています。
そして営業はそれに直結します。つまりどの企業も欲しい力なんです。
営業ができる人はどこにいっても喜ばれますし重宝されます。
営業職が抱く不安を解決
代表的なものを集めました。
- 良い結果をコンスタントに取れるか不安
- 売る商品やサービスに不満がある場合‥
- コミュニケーションに自信が無い
- 営業職としておすすめの業界は?
ひとつずつお答えしていきます。
良い結果をコンスタントに取れるか不安
人生もそうですが、うまく行き続けることの方が稀でほとんどありません。
逆に逆境や困難、壁を乗り越えるクセをつけるのに営業はうってつけです。
もちろん私生活においても活用できます。
あと、実は営業はどんどんスキルや経験が積み上がっていくのと、普通に失礼なく面会などを重ねていくと単純接触効果でどんどん営業先との関係構築がすすみます。
たとえ一時の間不調があっても全体通して会社に利益を提供できればOKです。
長期目線で捉えましょう。
売る商品やサービスに不満がある場合‥
これは難しい問題ですね。
自分が営業するものが好きになれないとバレる人にはバレると思うので。
本気でその商品やサービスと向き合って分析してひとつも好きなところがなければやめた方がいいかもしれません。
コミュニケーションに自信が無い
それは大丈夫だと思います。
なぜならぼくがコミュ障だったからです。
だったと言うか今もあまり変わりません(笑)
前述しましたが結果が出る営業マンが必ずしもイケイケのリア充野郎というわけではありません。
むしろ自分アピールが強すぎて嫌われる人がおおいかも。
営業職としておすすめの業界は?
ここは完全にポジショントークになってしまいますが、ぼくは自分がやっていた「介護業界」をかなりおすすめします。
なぜなら基本的に営業相手は優しい人が多く、おそらく他の業界よりつらくないからです。
また介護スタッフは営業が嫌いな人が多いです。
なのでライバルが少ない分目立ちやすくなります。
マジで意外と穴場だと思うのでこれから挑戦しようとする人は検討してみてください。
- 介護業界で営業の代名詞といえば福祉用具の営業マンでして、下記の記事が参考になると思いますので気になる方はチェックしてみてください。
»【介護転職】福祉用具専門相談員とは?業界10年目が解説【面接攻略法もあり】
本記事があなたのモチベを少しでも上げることができたなら幸いですm(_ _)m
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