営業はノルマがあるからきつい?3つの理由を解説【結論、辞めてOK】

営業はノルマがあるからきつい?3つの理由を解説【結論、辞めてOK】 営業職

こんにちは、ユウ(@yuyuhoimin)です。
営業職として9年くらい働きました。

やさし君
やさし君
営業の仕事してるんだけど、ノルマがきつい‥。そもそもノルマって本当に必要なのかな?
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
私もよ。みんなも同じなのかしら?あー、この苦しみから開放されたい。。。

ノルマ=プレッシャーみたいなもんですもんね。

ただ、ノルマについて自分の中で腹落ちさせておかないと、ずっとモヤモヤしながら、焦りながら仕事を続けていくことになりかねません。

逆にしっかりと自分なりにノルマと向き合うことができれば、仕事が今よりも確実に楽しくかつやりがいのあるものになるでしょう。

ということで今回は、

「ノルマに悩んでいる営業マン」
「達成のヒントや向き合い方が知りたい人」

のために、ノルマがきついと感じる根本的な理由から達成するためのコツや向き合い方まで、実体験をベースにまるっと解説していきます!

筆者の経歴
  • コミュ障なのに現場から営業部に異動
  • 全国トップの成績を何度も獲得
  • 部所の所長を経験
  • 現在は広報担当
ユウ
ユウ
それでは参りましょう。9年の思いをぶちまけます!

営業にノルマを設定する理由

営業にノルマを設定する理由

まずはなぜ営業マンにノルマが存在するのか、理由を把握しておきましょう。

何かわからないものには対策の仕様がありませんからね。

結論から言うと下記の3つのとおりです。

    ①:サボらないように
    ②:予算があるから
    ③:なんとなく

それぞれ順番に解説していきます。

営業にノルマを設定する理由(1):サボらないように

まず大きな理由として上がってくるのがサボることへの抑止力です。

そのため、簡単には達成できないところに設置するのが基本的です。

全力で活動しないと、もっと言うとそれ以上動かないと達成困難にすることで動かない時間を実質的に削っていきます。

営業マンは当然サラリーマンですから、自分の時間を会社(社長)に売っているわけです。

なので会社はその時間をより有効に使うために、無駄にしないためにさまざまな施策を講じてきます。

特に外回りだと管理や把握が行き届かない部分もあるのでより顕著になります。

営業にノルマを設定する理由(2):予算があるから

もうひとつの理由は会社自体に予算があるから。

つまり達成したい売り上げ目標が、営業マンだけではなく会社にもあるということです。

実質的に売り上げを発生させるのは商品(プロダクトやサービス)ですが、それを届ける作業は人(営業)か今ではネット(WEBマーケティング)の2択です。

いくら良い商品であってもそれが知られていない、届けることができなければ意味がありません。

つまりここ(営業)が売上の鍵を握っているわけです。

なので予算から逆算して各営業にノルマを設けて達成もしくは、近づいてもらうことによって会社の目標達成に貢献してもらう、これがノルマを課すもうひとつの理由です。

営業にノルマを設定する理由(3):なんとなく

最後にお伝えしておきたい理由が、なんとなくです。

嘘のようで実際にあったりします。

それこそ営業=ノルマを設定するものという固定概念が元々あり、それに従って設定しているだけ。

数値の根拠はなあなあで適当に決めていたりします。

これは本当にやめてほしい‥。

ノルマがないところもある
当然全ての会社が営業にノルマを課しているわけではなります。

事実ぼくが勤めている会社もノルマではなく、目標が代わりに設定されています。

言葉が違うだけでもだいぶ受けるプレッシャーが変わりますよね。

やさし君
やさし君
ノルマと言われるとなんか絶対達成しないといけない感じがするもんね。
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
ほんとよ。私昔ダンスしてたんだけど、イベントのチケット何枚売らないといけないみたいなルールがあって、届かない時は自腹切ってたのよ。つらたんだったなぁ‥。
ユウ
ユウ
そんな過去があったのですね‥。

続いては、ノルマがきついと感じる理由を、実際の声を聞きながら見ていきましょう。

営業職がノルマをきついと感じる3つの理由

営業職がノルマをきついと感じる3つの理由

下記のとおりです。

    ①:未来のことだから
    ②:他者がいるから
    ③:命令だから

こちらもひとつずつ深堀りしていきます。

営業職がノルマをきついと感じる理由(1):未来のことだから

ノルマが達成できるか、できないか未来のことだからはっきりとわからない。

そうなると必然的に不安が積み上がっていきます。

それが精神的な苦痛となりきついと感じるようになります。

人は常に不安にかられるようにできてますからね。

だからこそ生存競争に生き残ってきた。

不安を感じるからリスクを回避する能力に長けています。

一方で常に不安を感じてしまうことと同義なのでやっかいです。

なんでもそうですが待つ時間にこそ価値が最大化されますよね。

例えば楽しい予定が先にあるときはそれを待つ時間、対してつらいことが先にある時のそれを待つ時間。

なのでノルマも基本的には1ヶ月単位で設定されることが多いと思いますので、遠すぎず近すぎずで最も不安が大きくなるかと。

遠すぎると逆に感じませんからね。

その苦痛が毎月あると考えるとゾッとしますよね。

営業職がノルマをきついと感じる理由(2):他者がいるから

ノルマをさらにきつくさせてしまう要因が、ライバルの存在です。

比べてしまう存在がいるということは精神的に負荷がかかるリスクが上昇します。

嫌な世の中ですが人と比べてしまうように今の日本がデザインされてしまっているので、比べる存在と対象(ノルマ)があることによってマイナスな思考や負担が生じてしまいます。

人の目ってどうしても気になっちゃいますよね。

営業職がノルマをきついと感じる理由(3):命令だから

ノルマは自分で決めるというより会社から設定されることがほとんどだと思います。

他者からの命令だから余計つらくなります。

自分で設定した目標と違ってストレスになりえます。

子供の頃、学校の先生や親が頭ごなしに「勉強しなさい!」と言ってしたくなくなるアレです(笑)

また、命令をする上司の資質も大きく影響します。

それこそ高圧的に命令し、達成できない場合詰めてくる。。

最悪のケースだとペナルティを用意していたり。。

ノルマに苦しむ営業マンの声

やさし君
やさし君
みんな悩んでるね。。。
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
私のところまだマシなのかも‥。
ユウ
ユウ
本当に会社次第で変わると思います。きついところはきついですよね‥。

以下からしっかりとノルマと向き合いたい人向けの対策と、ノルマから開放されたい方向けの方法を解説していきます。

営業ノルマ達成に近づくシンプルな方法

営業ノルマ達成に近づくシンプルな方法

下記のとおりです。

    ①:TTP
    ②:好きになる
    ③:量を増やす

解説していきます。

営業ノルマ達成に近づく方法(1):TTP

もしかしたらもう古い言葉になってしまってるかもしれませんが、T(徹底)T(的に)P(パクる)です。

これは超マジメに最も再現性が高いと思っています。

ノルマを達成している人、成績の良い人の行動や習慣を徹底的にまねしましょう。

聞き取りしたり、同行営業したり、一緒に食事をしてみたりして盗めるところを徹底的に盗んで実践し、自分流に昇華までさせたらもうその時にはノルマ達成しているはずです。

プライドなんて必要ありません。

毎月きつい思いをするくらいだったら、頭を下げて真似させてもらいましょう。

1番の近道です。

周りに成績の良い人やノルマを達成している人がいなかったら以下からの方法を試してみてください。

営業ノルマ達成に近づく方法(2):好きになる

営業する商品をとことん好きになりましょう。

そうすると必然的にアグレッシブになるからです。

商品自体にどこか不安や懸念や疑問が残っていると100%の力で売ることは困難です。

とにかく好きになる努力をしてください。

そのためにはもちろんその商品を自分で利用してみることや、製造に携わってみたり、提供側に回ってみることも必要です。

それをせずにわかったつもりで売っていても説得力も出ませんからね。

活動量と説得力を上げる、つまりは熱量を上げるために商品の良いところを探して自分が1番のファンになりましょう。

営業ノルマ達成に近づく方法(3):量を増やす

これも至ってシンプルですが強力です。

単純に営業の量を増やしましょう。

量が増えればその分単純に受注率も上がりますし、営業も徐々に洗練されていきます。

量をこなせばこなすほど質も上がっていきます。

最初から質を求めすぎると頭でっかちになったり、足が動かなくなってしまうので。

まずは足を動かすこと、これが先決です。

ここまで話すと、

「いやもうギリギリ限界でやってるよ‥。」

と言う方もいらっしゃるかもしれません。

というよりほとんどの人がそうだと思います。

それを解消する方法は「何かを捨てる」ことです。

物理的な何かではなく、自分のこれまでの業務スケジュールを徹底的に洗い出して、無駄な業務や効率をよくできる業務はないか調べます。

ぼくはスマホを見てダラダラしてる時間や、必要のない準備をして時間を削っていたりもろもろ出てきました。

また何かを捨てるのは環境を変えることに直結して気持ちも一新されるので、心機一転頑張りたいひとにかなりおすすめです。

やさし君
やさし君
ぼく、やれてない部分あったかもしれないよ。
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
私も。
ユウ
ユウ
個人的には②の「好きになれるかどうか」が結構重要だと思ってます。
    どうしても好きになれなかったら、会社に売るモノを変えることができないか相談してみることと、難しそうだったら他の業種に行ってみるのもひとつの手段ですね。
やさし君
やさし君
じゃあ次は今のきつさと向き合う方法が知りたいよ。
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
そうね。なんとかしてこのつらさを克服したい。
ユウ
ユウ
ぼくが実際にやっていることも含めておすすめの方法を紹介します!

営業がノルマの苦しみから開放される方法

営業がノルマの苦しみから開放される方法

以下のとおりです。

    ①:自分ノルマを作る
    ②:セルフケアをする
    ③:業界を変える

深堀りしていきます。

営業がノルマの苦しみから開放される方法(1):自分ノルマを作る

会社が設定したノルマではなく、自分でノルマを作りましょう。

自分で0から考えて設定する。

そうすると納得感が段違いです。

前述したように小学校の頃の宿題のように人から言われたことではなく自分で考えるので足が動くようになります。

これはぼくもそうですが、周りの営業マンも意外とやっていたのでちょっとびっくりしました。

まだの人は是非って感じです。

それ以外にも会社に提出する日報ではなく、同じように「自分日報」を作っている人もいました。

(マメですね。でも大切。)

たとえ会社に課せられたノルマを達成しなくても自分で立てたノルマを達成できれば意外とストレスを感じずに済みます。

営業がノルマの苦しみから開放される方法(2):セルフケアをする

営業をやっていると、ひとりの時間が長く、ノルマのこと以外にも色々と考えがちです。

そこで効果的なのが自分自信でのメンタルケアです。

ぼくがやっているのは以下のとおりです。

  • 瞑想
  • 読書
  • サウナ
  • 早起き
  • ジョギング
  • トイレ掃除

毎朝、寝る前に5分だけ瞑想してますが自己肯定感と集中力が上がった気がします。

読書は通勤の電車の中で、できるだけ知らない分野や関わりがない業界の本を読むようにしています。

サウナは週一回流行りに乗せられてはじめましたがなかなかどうして、、、すっかりハマってしましました。

脳内の老廃物が流れていく感覚で頭がスッキリします。

あとは朝4時に起きて朝活、会社に1番に出社してトイレ掃除したり、休みの日に軽ジョギングしたり。

それもリラックスや気分転換、集中力の向上に効果的です。

ノルマに対する考え方や取り組み方等がすっきり整理されて何をすべきかが見えてくるはずです。

どれかひとつでもあなたに合うものがあれば幸いです。

ぜひトライしてみてください。

営業がノルマの苦しみから開放される方法(3):業界を変える

最後の方法は業種を変えるという選択です。

営業自体はさまざまなスキルや技術を身につけられて、なおかつ汎用性が高いことはすでにお伝えした通り。

ただ、こちらも繰り返しになってしまいますがどうしても売る商品や会社自体が好きになれない場合は身につくものも身につきません。

そんな時はサクッと業界を変えてみるとすんなりと解決できる場合があります。

それこそ、ノルマがないところにいくのも良いでしょう。

ちなみにぼくがおすすめする業界は「介護業界」です。

ぼく自身が勤めているので若干のポジショントークになってしまいますが、事実として約10年間続けられています。

介護業界の営業の代名詞と言える「福祉用具専門相談員」について下記の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

>>【介護転職】福祉用具専門相談員とは?業界10年目が解説【面接攻略法もあり】

上記の記事を読んで、やっぱり自分は今のところが良い!と再認識するのも良いと思います。

くどいようですが営業は多くを学べる価値ある職種だと思います。

ぜひこれまで培ったものを無駄にせず磨き上げてください。

素敵な営業マンライフを。

おわり。

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