こんにちは。
介護業界で働いて10年目の管理職、ユウ(@yuyuhoimin)です。
友達から「介護職は辞めておけ。」って言われたんだけどホワイトなところってあるの?
リアルな経験者の声を聞いてみたい。
介護はブラックなイメージが定着していますもんね。。。
ということで今回は、
「介護業界にホワイトな企業はあるのか知りたい人」
「ブラック企業を回避したい人」
のために、実体験をベースにどの点を見ればホワイトか否かがわかるように解説していきます!
- この記事を書いてるぼくは完全素人から介護職になり、9年間管理職・面接官として全国を飛び回り、社内社外のたくさんの職員を見てきました。
- 大手転職サイト数社からのインタビュー経験もあり介護・転職奏法の業界について詳しいです。
介護業界にホワイトな企業はある?【転職しても大丈夫?】
あります。
介護の事業所や施設が100%全てブラックであるはずありません。
ホワイトな企業も割合的には少ないかもしれませんが確実に存在しています。
実際にぼくは今勤めている会社に関してホワイトな印象を持っています。
ぼくの会社については過去の話も含めて後述します。
ブラック企業が多いのは確か
とは言え、前述したとおりブラックな企業が多いのは確かです。
下記の画像は112名の介護職にアンケートを実施した仕事への満足度を表したグラフです。
引用:ケアパートナー株式会社
約6割近い人が満足していないことがわかりますね。
半数以上は不満を持ってるイメージです。
業界の流れ:10年で変わった訪問入浴に携わる僕の実例
冒頭でお話ししたとおり、ぼくは今の会社(訪問入浴をメインジョブとする会社)には満足しています。
給料に関しても平均以上もらえています。
(役員でも何でもありません。)
ですが入社した当初の10年前からそうだったかと言うとそんなことありませんでした。
入社して数年は定時で帰れたことなんて一度もなく、パワハラもガンガン受けていました。
徐々に徐々に変わっていき今に至ります。
ブラックな施設の特徴
- 特徴①:有給取得率が低い
特徴②:社内相談窓口が無い
特徴③:資格取得支援制度が無い
上記のとおりです。
有給が取りづらい環境は危ないです。
特に強く言いたいのは社内の相談窓口の設置の有無です。
また、資格取得のサポート体制がない会社は資金面でも不安が残ります。
同様に定期的な研修、特にハラスメント等への防止への取り組みがないのもかなり危険です。
介護業界のリアルな口コミ
気になる現場のリアルな声を集めました。
ブラックな声
徘徊する人に付き添うのもトイレが10分間隔の人の手伝いするのも仕事だけど、介護記録打ったりモニタリング作ったりするのも仕事なのに、時間外にやらなきゃいけなくなる環境な
— りりー (@violet11081108) March 13, 2021
今夜勤で20分休憩(名目上は2時間)必殺8人同時センサー‼️マジで死にそう。
— 介護未熟人 (@111keimt46) February 19, 2021
私はお金になるなら良いけど、消滅させられちゃうケースもある介護業界はブラック。
有給管理は、ある程度自分で把握して希望休に有給と書くしかない!
いい管理者だと大体伝えてくれるけど余裕ない管理者が多いからね。
今働いてる介護施設どうやらブラックらしい。派遣の私には関係ないが時給は上がらない、資格手当もないらしい。モチベーションあがらない😭
— いっぷく (@ippuku2525) January 29, 2021
介護福祉士は最も取りやすい国家資格と言われているけれど。
前日までビッチリお仕事だったけど。
各設問に得点がないとアウトということを知ったのが試験3日前だったけど。
合格は合格。やったー!けど、何も変わらず仕事は続く。
今日は休日出勤で明日は…
介護業界はブラックな世界ですわ。— ちゃびこ (@lixavi) March 26, 2021
ホワイトな声
お一人様映画祭はひと休み🍵
TLをザックリ見てるんですが、現場への不平不満多いっすね🤔そんなにクソ職場多いの?私も最初に勤めた小多機は超クソな職場でしたが転職した2つの職場は居心地の良い所でしたよ
北海道移住後も介護職を続けますがもしブラックなら秒で辞める所存🖕一切我慢しません笑笑
— らっきょさん (@KinjoLuvsMandM) April 4, 2021
この言葉は今も初心に戻してくれる。
嫌なことや辛い事だけではないよ。
良い職場もある!
もっとこうって求めるけど。笑
皆の思いを受けて理解していくよ。
皆様、いつもありがとう。
介護職員は一人暮らしも難しいとか言ってる人もいるけど、
うちなんか、なんとか子供育てながら暮らしてる。
やっていけるわよ。
派遣でちょっと働くだけじゃなくて、給与の良い職場できちんと資格とって働けば。復業すればいいから無資格でいいやとか言ってないで、
責任持って働けばいいじゃん。— タガメ(まだダイエット中)@沼の底から (@tagamekamo) October 28, 2019
事業所(施設)単位で全然違う
気をつけておいて欲しいのは同じ会社でも事業所や施設ごとに職場の環境が全然違うことがあるってことです。
特に派遣をしている人なら感じたことがあると思います。
- 事業所はある種、島みたいになっていて会社の方針を度外視した独自の文化やルールがあったりします。
詳しい見極め方は次の項目で解説していきます。
【介護転職】ホワイトな企業の見極め方:オススメは〇〇
いくら前評判のいい会社であっても怠らずに下記の3つの視点からチェックしてください。
- その①:上場企業を選ぶ
その②:外から見る
その③:中から見る
ブラックを回避してホワイトを見極める為に上記を事前にできるだけ細かくチェックしてみてください。
チェックする精度が上がれば上がるほどブラックを回避できる確率が上がります。
それぞれ順番に解説していきます。
介護ブラック企業を回避するための対策(1):上場企業を選ぶ
上場企業=労働環境の整備がしっかりとされている可能性が非常に高いです。
なぜならそうなっていないと上場できないからです。
もちろん場当たり的に整備されて上場した会社は取り消しになったりしますが。
上場しているか否かは最もわかりやすい判断基準だと思います。
業務マニュアルや指針がしっかりと作られていて職員全員に周知できている会社に勤めると新入社員として入っても働きやすいです。
介護業界は全体的に、そして慢性的に人材不足です。
もちろん潤っている企業もあります。
また、上場企業や大手をえらぶことは年収を上げるための第一歩にもなります。
介護ブラック企業を回避するための対策(2):外から見る
続いて自分の目で実際にみてチェックする方法です。
選ぼうとしている会社を外から見てみましょう。
例えば深夜まで明かりが灯っている事業所は要注意です。
僕も家の近所にいつ見ても夜遅くまで電気がついている介護事業所があります。
また、地域によっては「転職フェア」を開催しているところもあるのでそこにいくことでも多くの情報を入手することができます。
介護ブラック企業を回避するための対策(3):中から見る
外からチェックした後は、中を確認しましょう。
- 先ほどもご紹介したようにTwitter等のSNSを使うと便利です。
自分の会社の悪口を書く人は鍵アカウントにしている可能性もありますがそうでない人も結構いますので。
また、転職前に施設などの見学ができる場合は下記の3つの項目をチェックしてみてください。
- その①:トイレ
その②:休憩室
その③:利用者の外見
見解:おすすめは施設より〇〇
施設よりも「在宅介護サービス」を選んだ方がホワイトな企業を見つけやすくなります。
なぜなら施設よりも在宅(事業所)の方が透明性が高いからです。
事業所だと気軽に除けますが、施設だとどうしても見づらい部分があります。
ポジショントークにはなってしまいますが、デイサービスや訪問介護など、在宅介護オススメですよ。
ダメ押し:ホワイトを選ぶ確率をさらに上げる
前述した対策を施しても職場選びに加えてさらに転職の成功率を高めるサポートをしてくれるのが転職エージェントです。
ただでさえ忙しい転職活動時期にカットすることのできる工数をかけるのは馬鹿らしいですよね。
おすすめの転職エージェントは下記のとおり。
大手を中心に2〜3個くらい登録しておけばOKです。
多すぎると管理も大変だし、うざいですからね。
上記の3サイトに関しては下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧下さいませ。
>>【失敗しない】業界人が最もおすすめする介護転職サイト・エージェント&非公開求人数ランキング16社比較
転職にはリスクがつきものですが、転職活動にはリスクがありません。
転職のプロの話を聞きき、「転職しない」と決めるのも良しです。
上手に活用してブラック企業を避け、ホワイト企業を選ぶ確率を高めましょう。
動き出した人から変わっていきます。
おわり。
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