【体験談あり】介護職で退職代行を利用しても大丈夫?正しい選び方は?

【体験談あり】介護職で退職代行を利用しても大丈夫?正しい選び方は? コラム

こんにちは、ユウ(@yuyuhoimin)です。
介護業界で働いて10年目、管理職をしています。

やさし君
やさし君
今の職場を切実に辞めたい‥。
介護職が退職代行を利用するのってアリかな?
ゆうこちゃん
ゆうこちゃん
私もよ。
本当は何もかも投げ出して逃げ出したい‥。
ユウ
ユウ
世間でも少し前に流行って今またふつふつと利用者が増えているみたいですね。

ということで今回は、

「退職代行の利用を検討している介護職員」
「今の介護の職場が嫌でスパッと辞めたい人」

のために、
介護職の離職状況から退職代行の体験談、メリットデメリットやトラブルの有無、利用すべき人の特徴まで網羅的に解説していきます。

この記事を書いてる僕は‥
  • 介護業界に勤めて10年目
  • 面接官として実際に採用や人事にも携わっている
  • 転勤と異動を繰り返してたくさんの介護現場を見てきた

そして後ほどもお話ししますが、実際に退職代行を利用して辞めていく人を見てきました。

この記事を読んでるくらい今の職場に悩んでいるなら、基本的には退職代行を利用することをおすすめ致します。

ただ、不安をあるでしょうから本記事でチェックしていってください。

ユウ
ユウ
それでは参りましょう。

介護職が退職代行を利用するケースが増えてる

介護職が退職代行を利用するケースが増えてる

最初に介護職と退職代行サービスについての現場を現場目線でお話しします。

結論から言うと介護職で退職代行サービスを利用する人は増えています。

感覚値で恐縮ですが、介護業界に携わる中で身をもって感じています。

特に若い世代での利用が急激に伸びているように感じます。
ここ最近で何件も見ました。

下記のグラフは「退職代行の教科書」さんがCrowd Works(仕事のマッチングサイト)でアンケートした、退職代行の年代別利用率を表したグラフです。

退職代行の年代別利用率を表したグラフ
参考:退職代行の教科書
(2021年3月時点)

    前述したとおり、若い世代での利用が多く加えて言うと「男性」で「正社員」での利用が多いという結果でした。

アンケート結果のとおりの印象をぼくも感じています。

今後も利用者数は増え、利用する年代にも差が無くなっていくと思っています。
介護職には退職代行がマストと言われる時代が来る感もしれませんね‥。

介護職が辞めたくなる9つの理由

介護職が辞めたいと思うきっかけや事由は割とたくさんありまして以下のとおりです。

その①:排泄介助
その②:体力問題
その③:お局問題
その④:収入問題
その⑤:カスハラ
その⑥:医療職との壁
その⑦:世間からの評価
その⑧:経営陣と現場のズレ
その⑨:アクシデントの発生率

該当するものはありましたか?
中でも多いのは人間関係です。

これだけきっかけがあると退職を検討する機会も相応に増えるのは納得ですよね。

そもそも介護職は転職が主流になっている部分もあります。

転職に関しては以前Twitterでアンケートを実施しました。

転職経験がある人は、複数回している人がほとんどです。

なかなか退職できない介護業界

そして転職の前に立ちはだかる「退職の申し出」に苦戦している人もまた多いのが現状です。

引き止められるのが問題なんですよね。
またその引き止め方にストレスを受ける人がほとんどです。

例えば、

半ばパワハラ気味に止めたれたり‥
利用者のことまで持ち出して情に訴えたり‥

慢性的な人手不足で辞められたくない気持ちもわからなくもないですが、それを自分以外の誰かにお願いするのはお門違いです。

そもそも会社であれば誰かが抜けても回るように仕組みを作っておく必要があります。

ユウ
ユウ
ぼくは引き止めたことはありません。

引き止めてその人が不幸になってしまう方が責任重くないですか?
自分が環境を変えられるなら話は別ですが‥。

    こんな状況で辞めたくても辞められない、または辞めると言い出すことさえできない環境が往々にしてあります。

そんな状況ならむしろ退職代行でも使わないと抜け出すのは難しいです。

退職代行を使うべき人

少し重複してしまいますが、以下のとおり。

退職代行を利用すべき人
  • すぐにでも辞めたい人
  • 今の職場が大嫌いな人
  • 辞めたいけど言い出せない人
  • 言ったけど引き止めに合ってる人
  • 該当する人は利用をおすすめします。

後ほど詳しく解説しますが特に、

「もう金輪際関わりたくない!!!」

という気持ちの人はサクッと利用した方が良いです。

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»退職代行ガーディアンに相談する

介護職が退職代行を利用する3つのメリット

    ①:無駄なストレスを受けない
    ②:確実に辞めることができる
    ③:貰いそびれが無くなる

上記のとおりです。
それぞれ順番に解説していきます。

介護職が退職代行を利用するメリット(1):無駄なストレスを受けない

ひとつ目のメリットは前述した、やっかいな「上司からの引き止め」に合わずに済むことです。

ここが1番ネックな方もたくさんいるので、むしろここが最重要ポイントかもしれません。

退職代行から言われたら上司も何も言えません。

    退職の申し出をするときの緊張感やモヤモヤを味あわずに済むとなるとかなり気持ちが楽になりますよね。

介護職が退職代行を利用するメリット(2):確実に辞めることができる

ふたつ目はほぼ確実に辞めることができるということ。
退職代行側はそれが仕事ですからね。

後ほど触れますが、利用料を支払いますので確実でなければ困ります。

僕自身も退職代行を利用して辞められなかった人を未だかつて見たことがありません。

自分の力ではどうしても無理だったことも退職代行サービスを使えば可能に。

介護職が退職代行を利用するメリット(3):貰いそびれが無くなる

最後のメリットが個人的には1番のポイントだと思ってます。

そもそも辞めたいと言って辞められない施設や、辞めたいと言い出せない事業所は往々にしてブラックである可能性が高いです。

有給の消化ができず、中には残業代が支払われていないところもあるでしょう。

退職代行はそこの交渉もしてくれるところがあります。

    なので元々貰える予定の無かったこれまでの残業代や有給分で退職代行の利用料金を実質的に支払わなくて良くなるケースもあります。
ユウ
ユウ
何より退職できない今の状況から抜け出せた後の開放感がたまらないと思います。

介護職が退職代行を利用するデメリットと注意点(選び方)

介護職が退職代行を利用するデメリットと注意点(選び方)

まずはデメリットから。

    ①:費用が安くはない
    ②:業者数が多すぎる

上記のとおりです。
こちらも解説していきます。

介護職が退職代行を利用するデメリット(1):費用が安くはない

退職代行の利用料は決して安くはありません。
相場で言うとだいたい3〜5万円くらいです。

転職エージェントの様に無料での利用はさすがに無理ですね。

ただ後々の損失を考えると決して高すぎる出費ではないかと。

極端ですが、鬱や精神病を患って通院したり、治療したりするとはるかに大きな出費になりますからね。

それに辛いまま働く時間的な価値も労力も、もったいないです。

    また先程もご説明しましたが、未払い分の残業代や退職金、有給等の請求・申請のサポートをしてくれるケースも多いのでそれだけでも十分ペイできます。

介護職が退職代行を利用するデメリット(2):業者数が多すぎる

冒頭でもお話ししましたが、一昔前に流行して一気に業者数が増えました。

ざっと調べただけでも100社以上ありました。
なので選定に苦労します。

いちいち1社ずつ比較していく時間や精神的な負担はなるべくなら避けたいところ。

おすすめの退職代行サービスは後ほど紹介しています。

ユウ
ユウ
また、数が増えていく中で、悪質な業者も存在しているらしいです。

悪質な業者を避ける方法を、「注意点」として以下から解説していきます。

退職代行を利用する時の注意点:弁護士か労働組合で選ぶ

退職代行サービスを選ぶ際は、弁護士か労働組合かで選ぶようにしましょう。
それだけ代行業はナイーブな仕事ですので。

前述した悪質な業者の中には非弁業者もいるので、そういった業者を選ぶと後々のトラブルに発展しかねません。

繰り返しますが、退職代行業者は弁護士か労働組合で選んでください。

介護職:退職代行の3つの気になるところ

即日退職したいんだけど介護職は無理?

いけます。
即日退職できたケースもかなり多いです。

退職代行に依頼をしてそのまま翌日に、会社にいかず、自分では連絡せずでも退職できるみたいです。

例え就業規則で「退職は3ヶ月前に申し出ること」とされていても従業員への強制はできません。

参考:ベリーベスト法律事務所 横浜オフィス

ユウ
ユウ
ぼくも就業基礎期と法的強制力に関しては副業を始める時にめちゃくちゃ調べました。

たまにある質問:次のところでバレない?

基本的にはバレないと思ってもらって大丈夫です。

転職の際もわざわざ履歴書に「退職代行を利用して」なんて書かなくて良いですし。

自分から言わなければ多くの場合バレません。

というより退職代行を利用することは悪ではないので。
悪なのはむしろ退職したくてもできない状況を作ってる職場や会社なわけで‥。

ただ、絶対にバレないとも言い切れません。
例えば次の転職先も近所の介護施設とかである場合です。

    地方であればあるほど、閉鎖的な土地であればあるほど噂話が広まるのは早いです。

どうしても気になるなら転職先を少し離れたところにしましょう。

後から実務経験証明書もらうの気まづくない?

介護福祉士等の資格を取得するときに必要な「実務経験証明書」。

これを今の職場を辞めた後に必要になった場合の取り寄せに関してですが個人で行うのは正直気まずいでしょう。

ただ、転職先の会社が良質なら総務や事務員の方が依頼してくれるので全然大丈夫ですよ。

口コミ・評判:介護職が退職代行を利用した体験談

口コミ・評判:介護職が退職代行を利用した体験談

じっさいに利用した人の体験談や、評判、業者側の体験談まで集めました。

介護職の退職代行体験談

以下、Yahoo!知恵袋から。

先日退職代行を使って辞めました。
依頼して即動いてくれるのでビビるくらいすぐに辞められますよ。
いろいろ悩んでいるのがアホらしくなるくらいのスピードです。
辞められないとか親に連絡がいくというようなことも起こらずおわりました。
つい2週間ほど前に、退職代行を使って退職者を見送る側を実体験しました。
2人一度に。
まぁ、簡単に辞めれますよ。
後腐れも一切ないです。
介護士をしていましたが、約半年前に退職代行サービスを使い退職しました。
夜勤明けの日中にサービスに連絡すると即返事が来ました。たしか、LINEでの対応となっていました。
言われた内容に対して返信して(会社名とか聞かれます)、退職希望日(連絡する日)を聞かれるので伝え、その間にやってほしいこと(退職届を書いたり…等)言われるので指示に従いました。
わたしの場合は、連絡した翌日(夜勤明けの翌日なので休みでした)に退職の連絡を入れてもらい、その翌日からは仕事に行っていません。
保険の件とか色々悩みましたが、的確な指示をして来れます。
無理な職場はやはり無理。
自分のためにだけ考えてください。

退職代行の評判・口コミ

↑上のツイートですが、全然クズじゃ無いです。

    リプ欄を見てみると多くの賛同と励ましの声や、同じく退職代行を利用してやめた人たちが散見されます。
ユウ
ユウ
また、「退職代行を利用する人は優しい人」とおっしゃる方もいましたね。

業者側の体験談

介護職におすすめの退職代行サービス

介護職におすすめの退職代行サービス
»退職代行ガーディアンの公式サイト

数ある退職代行サービスの中でも、特に介護職におすすめなのが「退職ガーディアン」です。

理由が下記のとおり。

    理由①:料金が良心的
    理由②:労働組合が監修
    理由③:サポートの質が高い

それぞれひとつずつ深堀りしていきます。

「退職ガーディアン」が介護職におすすめな理由(1):料金が良心的

先程お話しした様に退職代行サービスの料金相場はおおよそ3〜5万円であるのに対して退職ガーディアンは一律2,9800円で追加料金一才なし。

実際、安すぎるのは怪しいのでこれくらいの価格帯がギリギリ良心的な範囲だと思います。

また、全国対応しているので地方在中の方でも心置きなく利用できます。

「退職ガーディアン」が介護職におすすめな理由(2):労働組合が監修

先程お話しした注意点ですね。

退職ガーディアンは東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合がしっかり行っています。

「退職ガーディアン」が介護職におすすめな理由(3):サポートの質が高い

LINEでの無料相談や、代理人としての交渉代行を行ってくれるので有給や残業代の申請はもちろん即日退職も可能。

ちなみにやめられなかったというケースは過去に一度も無いとのことです。

ユウ
ユウ
まとめると、安くて、確実で、無料相談からできるって感じですね。

退職代行ガーディアンについてもっと詳しく知りたいという方は下記の記事からどうぞ。
>>退職代行ガーディアンのレビュー記事はこちら

退職代行の利用の流れ

退職代行の利用の流れ

退職代行ガーディアンを例に解説していきます。
簡単3ステップです。

    手順①:LINEで無料相談
    手順②:支払い
    手順③:退職!

サクッと解説していきます。

退職代行の利用の流れ(1):LINEで無料相談

まずは退職ガーディアンのトップ画面の右下にあるアイコンからLINEで相談しましょう。

(最初の状態から軽く下にスクロールすると右下に、もしくは1番下までスクロールするとLINEのアイコンが出てきます。)

ここまで無料です。

退職代行の利用の流れ(2):支払い

相談が終わったら、クレジットカードか銀行振り込みで支払いを済ませます。

振り込み明細の画像がるとスムーズになるので写真家スクショを撮っておきましょう。

退職代行の利用の流れ(3):退職!

会社に対して必要な連絡や交渉を一括して代理で行ってくれるのであとは待つだけ。

ちなみに利用中は電話やLINEの回数は無制限とのことですので安心できます。

ユウ
ユウ
なので実施的には、相談と支払いの2つの手順だけでOKです。

退職代行ガーディアンに相談してみる>>

退職代行を利用する前に‥

退職代行を利用する前に転職サイトや転職エージェントにも登録をしておきましょう。

退職できたはいいもののまたブラックなところを選んでしまっては意味ないですからね。

プロの力をしっかりと借りて良質な求人を見つけましょう。

しかもこれらは完全無料で、退職代行に負けず劣らずのサービスを受けることができます。

※ちなみに、転職エージェントや転職サイトは企業側から報酬をもらっているので、ユーザーは無料で利用することができます。

先に決めちゃってもOK

退職代行を利用するよりも前に先に転職先を決めちゃっても全然ありだと思います。
そっちの方が安心できますし。

また、もし退職代行を利用しないと決意した人にとっても転職先をすでに決めている状態だと会社や上司にも言い出しやすくなるケースもあるので。

マストで登録しておくべきだと思います。

介護系に強い転職エージェントは下記のとおり。

介護系に強いエージェント3選

  • きらケア:アドバイザーの質が高く広範囲でサポートしてくれることで有名。まずはここに登録しましょう。
  • かいご畑:業界初心者におすすめ。資格講座を0円で提供してくれる制度が人気です。
  • マイナビ介護:ド定番のマイナビですね。大手だと案件も多いですし登録しておいて損は無しです。

特に退職を考えているということは経験者になるので、それを踏まえると「きらケア」、「マイナビ」の順番でおすすめします。

上記の3サイトに関しては下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧下さいませ。

>>【失敗しない】業界人が最もおすすめする介護転職サイト・エージェント&非公開求人数ランキング16社比較

補足:介護の現場に疲れたあなたへ

もし、

「もう介護の現場仕事は嫌だ!」

と思っていたら下記の職種がおすすめです。

介護の経験を活かしつつ、現場からは離れる職種です。

    その①:福祉用具専門相談員
    その②:介護タクシー
    その③:ケアマネ
    その④:事務員
    その⑤:相談員
    その⑥:人材紹介
    その⑦:営業専門職

まとめ:介護職の間で退職代行はトレンドになりつつある

まとめ:介護職の間で退職代行はトレンドになりつつある

記事のポイントをまとめます。

  • 退職代行を利用する介護職は若い世代を中心に増えているを現場で実感している
  • 退職代行は未払いの残業代や退職金、有給まで代わりに請求してくれる
  • 退職代行の選び方は「労働組合」か「弁護士」がいること
  • 費用は数万円は見ておいた方が良い
  • 転職サービスも登録しておいた方が良い(無料)

こんな感じですね。

本記事中にも書きましたが、何もできずずっと今の場所で辛い思いをするよりかは、プロの力を借りてサクッとやめてしまった方が絶対に良いです。

もし貰えていなかった残業代や有給がしっかりと返って来れば実質無料で利用できることと同じです。

ブラックなイメージが強い介護業界ですがホワイトなところも存在しますので早めに探して移っちゃってください。

あなたが今よりも良い環境で介護の仕事ができますように。

記事内で紹介した介護職の退職/転職におすすめなサービス

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