
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 【訪問入浴スタッフ向け】社内研修について
- 【他職種向け】訪問入浴の外部研修について

この記事を読めば、訪問入浴の研修についてバッチリ理解できます。
※3分でサクッと読めます。
8年間の見識をギュッと凝縮しました。
それではまいりましょう( ˆoˆ )/
【訪問入浴スタッフ向け】社内研修について
訪問入浴の会社に就職したら下記の3つの手順で研修を行います。
- 手順①:体験
- 手順②:座学
- 手順③:同行
それぞれ順番に解説していきます。
手順①:体験
まずは実際に体験します。
利用者の気持ちになってみることが大切。
もちろんぼくも何度も体験しました。
『羞恥心や、どこをどうすれば気持ちがいいか』がわかります。
ちなみにめちゃくちゃ気持ちいいです。
気分は王様です。
手順②:座学
介護保険制度や医療的な知識を学びます。
訪問入浴を利用する人はいわゆる重度の方、医療依存度の高い方が多いのでサービスを行う上で専門的な知識は必至です。
手順③:同行
基本的に訪問入浴は3人1組で行動しますが、そこに加わって4人で訪問しつつ学びます。
訪問入浴サービスを提供するお宅はもちろん千差万別。
利用者も同様。
1件1件に適したサービス内容を側で観察します。
最初の方は緊張して眠りそうになります(笑)
訪問入浴の研修期間
先ほどの3つの過程を約1〜3ヶ月くらいで終了します。
早いところは1ヶ月で終えるみたいですね。
ちなみにぼくは本社で3ヶ月みっちり研修したのちに現場に配属されました。
訪問入浴用語で『1人立ち』とよく言います。
3人の役割によって内容も変わってくるので1人立ちまでの期間には個人差があります。
特に男性は車の運転が慣れない人が多い印象です。
会社ごとの研修内容の違い
大手であるほど研修に時間をかける傾向にあります。
中にはヘルパー2級までの取得をサポートしてくれるところも。
【他職種向け】訪問入浴の外部研修について
実は訪問入浴は外部からの研修依頼が意外に多いんです。
なぜならレアだから。
ケアマネジャーでさえも実際に訪問入浴サービスを提供しているところを見たことがないと言う人がたくさんいます。
ぼくも講師としてたくさん研修を実施してきました。
研修先は例えば下記のとおり。
- その①:在宅介護サービスの事業所
- その②:病院
- その③:看護学校
サクっと解説していきます。
その①:在宅介護サービスの事業所
ケアマネがいる居宅介護支援事業所に行って訪問入浴のデモンストレーションをします。
またケアマネ以外で多いのは訪問介護の事業所。
その②:病院
病院内でデモンストレーションを行います。
医療連携室のソーシャルワーカーさんや看護師さんに向けた内容です。
訪問入浴は退院調整する時に必要な知識のひとつだからです。
その③:看護学校
あまり多くはありませんが、看護学校に在籍する看護学生の方に向けて研修(講義)を行うことがあります。
皆さん目を輝かせながら聞いてくれます。
営業先の訪問看護の職員さんが学校の講師と兼務されていて実現しました。
看護学生さんはほとんど病棟に就職されますが、『あわよくば訪問入浴に来てくれ‥』と言う期待が込められています(笑)
介護の事業所は研修を求めている
なぜこんなにも研修の依頼が多いかと言うと、介護の事業所は研修が必要だからです。
国からの補助をもらうための要件として『定期的な研修の実施』と言う項目があります。
なので多くの事業所はネタ切れになります。
そこで白羽の矢が立つのが業界でもコアな訪問入浴になるわけです。
補足:訪問入浴の特殊な研修方法
コロナ禍の今ではなかなか外部に足を運んで‥という行動ができにくくなっています。
純粋に訪問入浴を知りたいのであればYouTube等のオンライン上の研修もおすすめです。
ちなみに業者によってはVRで訪問入浴を疑似体験できるところもあるみたいです。
また、ぼくの会社では訪問入浴に付随して、以前少し話題になった介護用アシストスーツのマッスルスーツの体験学習も講師として行っていました。
ぼくは眠そうですが‥笑
皆さんの反応はすこぶる良かったですよ!
まとめ:訪問入浴の研修は楽しい
何回も講師として訪問入浴の研修を行ってきましたが、ほぼ100%の確率で盛り上がります。
座学よりは体験型の研修の方がそりゃあ面白いですよね^ ^
補足:出張研修は抜群の営業効果が期待できる
繰り返しになりますが、居宅を併設している訪問介護も研修を求めていますので、実施すると間接的にケアマネへの営業にもなります。
ケアマネの営業については下記の記事で網羅的に解説しています。
»ケアマネへの営業に関する悩みや疑問を網羅的にまとめて解説していく

訪問入浴を見て見たい方はお近くの業者さんに問い合わせて見てください( ˆoˆ )/
おわり。
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