訪問入浴がきついと思われる10の理由【継続のコツもセットで解説】

未経験者向け
訪問入浴に興味がある人:訪問入浴ってよくしんどいとか大変ってよく聞くけど、どんなところがきついのか知りたい。訪問入浴面白そうだしやってみたい気持ちもあるけどきついって聞くから二の足を踏んでしまうよ‥。また続けられている人は何で続けられているの?

こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 訪問入浴がきついと思われる10の理由
  • 派遣の看護師がきついと思うポイント
  • 訪問入浴を長く続けられる3つのコツ
  • 訪問入浴のきつさは事業所次第
ユウ:この記事を書いてるぼくは、訪問入浴に携わって9年目。全国各地でたくさん辞めていく人を見てきました。

辞めていく人と同時に20年以上続けられているベテランもいます。
かく言うぼくももうすぐ10年になります。

※本記事は派遣の看護師さんにも参考になります。

3分でサクッと読めます。
8年間の見識を凝縮しました。

訪問入浴の内容をおさらいしたい人へ

3人それぞれの動きがわかる、解説付きの動画を作りましたのでまだよく訪問入浴の流れがわからない人はどうぞ。

【全部わかる】プロが寝たきりの人を入浴介助【訪問入浴】【高層マンションでの対応方法】

それではまいりましょう( ˆoˆ )/

訪問入浴がきついと思われる10の理由


早速ですが下記のとおり。

  • その①:半分ドカタ
  • その②:休憩がとりづらい
  • その③:コアすぎる
  • その④:劣悪な環境もある
  • その⑤:発汗量がハンパない
  • その⑥:給与
  • その⑦:医療用具への不安
  • その⑧:チームの雰囲気
  • その⑨:覚えることが多い
  • その⑩:女性社会

それぞれ順番に解説していきます。

訪問入浴のきついところ(1):半分ドカタ

訪問入浴サービスを実施するためには様々な機材が必要です。
特に男性のオペレーターと呼ばれる職員が顕著です。
その他の看護師や介護士ももちろんあります。

浴槽の搬入やホース類、モーターの持ち運びは他の在宅サービスではそうそう無いことです。

中にはとんでもない距離を搬入することがありまして、肉体的なつらさがあります。
ぼくも最初の方は『これは介護なのか?』と自問自答していたことがあります。

女性ヘルパーや看護師は男性と比較するとそこまで辛くはないかもです。

訪問入浴のきついところ(2):休憩がとりづらい

3人チームで動いていることと、1日のスケジュールがタイトになっていることから中々休憩にいきづらいこともありました。

特に女性は膀胱炎手前にまでなった人も見たことがあります。

初心者や気の弱い人は中々言いづらい環境を作り出してしまう恐れがあります。

訪問入浴のきついところ(3):コアすぎる

数ある介護サービスの中でも1番コアであると言っても過言ではありません。
他のサービスと比較しても圧倒的に従事している人が少ないので相談相手や仲間を探すのにも一苦労したりします。

また新規で利用する利用者さんや家族から受け入れられないことも。
まあ一回利用してもらえれば虜になることが多いのですが。

訪問入浴のきついところ(4):劣悪な環境もある

先ほどもお話ししましたが、劣悪な環境もあります。
駐車場から自宅が遠ければ搬入する距離も増えます。

またエレベーターがない団地5階への浴槽の搬入は結構ハードです。
ホースが届かなくポリタンクを持って上がる会社もあるみたいです。

あとは真夏に暖房をつけていたり、着込んでいたり。
その会社の判断にもよりますが利用者や環境を選べないのは辛いところです。

訪問入浴のきついところ(5):発汗量がハンパない

特に夏場は地獄です。

水分摂取もさることながら、匂いや滴る汗に気を使わなければなりません。
訪問する件数にもよりますが、ダイエットにはうってつけです。

何でもそうですが慣れるまでは色々と気苦労もしますよね。

訪問入浴のきついところ(6):給与

介護業界では高い方とは言いつつも、それでも労力に見合った給料ではないと感じる人も多いみたいです。
保険が財源なので大きな差はないと思いますが各企業によって差はあるかと思います。

ちなみにぼくは新卒で入って4ヶ月目の給料が手取りで26万円(残業MAX)あってびっくりしたことを覚えています。

訪問入浴のきついところ(7):医療用具への不安

訪問入浴を利用する人は介護度が重たい方、いわゆる医療依存度の高い人が多いです。

なので看護師は別ですが介護自体が初めてのスタッフは医療用具をつけている利用者に対して、知識不足で不安に感じることも少なくありません。
またリスクも決して低いとは言えないので気疲れもあります。

訪問入浴のきついところ(8):チームの雰囲気

終日小さな団体での行動となります。

仲が良い時は最高ですが、一度ケンカに慣れば窮屈な空間で険悪なムードの中過ごさなければいけません。
個人が好きな人はストレスに感じるかもしれません。

訪問入浴のきついところ(9):覚えることが多い

意外に覚えることが多く、最初の方は苦戦すると思います。
特に派遣でくる看護師さんで覚えるのが苦手な人はストレスに感じることでしょう。

きちんと教えてくれる事業所であれば良いですが、中にはほったらかすとかもあると聞きます。

訪問入浴のきついところ(10):女性社会

客観的に見ても3人中、2人が女性であることが多い訪問入浴は女性社会と言わざるを得ません。

なので女性とのコミュニケーションを取るのが苦手な男性はストレスを感じるかもしれません。

訪問入浴の近い将来

現在進行形でかなり労働環境は緩和されつつあります。
実際にぼくの会社も休憩時間に関してはかなり厳しく指導しています。

1日の訪問件数も下がってきました。

また利用者やサービスを提供する環境に関してもあまりにも劣悪な場合は断ることもしばしば出てきました。

実際にぼくも新規依頼がきても困難事例だと判断した場合、何件もお断りするケースがありました。

派遣の看護師がきついと思うポイント


派遣の看護師が訪問入浴をきついと思うポイントはズバリ、人間関係です。
堂々の第一位ですね。

訪問入浴はチームで動くので良くも悪くも団結が強いです。
上手くその輪の中に入ることができれば逆にかなり楽になると思います。

しかし、事業所によっては毛嫌いするところも存在するのが悲しい事実です。
そうなるとチームで動く分、いたたまれない気持ちになります。

なのでぼくも雰囲気作りにはかなり気をつけていました。

合わなかったらいく必要なし

職場の雰囲気が合う合わないは人それぞれです。

合わなければわざわざストレスを受けてまで行く必要はありません。
なので個人的に訪問入浴の看護師は常勤よりも派遣の方がベストだと考えています。

会社としては常勤の方がありがたいでしょうが(笑)
下記の記事でも詳しく解説しています。
»訪問入浴が看護師の単発バイトに最適な3つの理由【利用例も解説】

訪問入浴を長く続けられる3つのコツ


ぼくもそうですが訪問入浴をしている人たちの中でも『長老』として長く継続できている人も実際に存在します。

ましてぼくなんかまだまだで、冒頭でもお話ししたとおり、50歳を超えた今もなお現役として25年以上続けている人もいます。

理由が下記のとおりです。

  • その①:慣れるまで続けてみる
  • その②:事業所を変えてみる
  • その③:やりがいを確認する

深掘りしていきます。

訪問入浴を続けるコツ(1):慣れるまで続けてみる

人間は慣れる生き物です。
訪問入浴以外のきついことでも、大抵のことは続けていくうちに慣れていってしまいます。

慣れるまでの目安はだいたい3ヶ月くらい。

何十年も続けられている人は見ていて余裕です。
良い意味での力の抜きどころもわかっています。

抜きどころと力のいれどころの感覚が掴めるようになるとかなり楽になります。

訪問入浴はマニュアル化されている部分が多いのでそう言った意味では覚えてしまうとかなり楽です。

訪問入浴を続けるコツ(2):事業所を変えてみる

前述したとおり、訪問入浴はチームで動くので環境の影響力がかなり大きいです。
多少のきつい部分もいい仲間が周りにいれば苦にならなくなります。

前述した3ヶ月が過ぎても合わない場合は自分に合う事業所を自ら探しましょう。
これも訪問入浴だけに限ったことじゃ無いですね。

運ゲー要素がありますが、自分でもある程度の目利きができるようになれば転職を活用して確率を上げることも可能だと思います。

訪問入浴を続けるコツ(3):やりがいを確認する

訪問入浴はもちろんきついだけではありません。
たくさんのやりがいもあります。

訪問入浴のやりがいについては下記の記事で詳しく解説しています。
»訪問入浴の7つのやりがい【8年間の経験をもとに具体的に解説する】

社内恋愛も結構多かったり。。。

訪問入浴のきつさは事業所次第


繰り返しになりますが、きついイメージが先行する訪問入浴も実際は事業所次第です。

全国各地の事業所や同業他社ともたくさん関わってきたからこそ断言できます。
訪問入浴に限ったことではありませんが、今の時代はひとつの会社にい続けるという美徳はもはや薄れています。

何の為に仕事をしているかをしっかり考えて、自分にあった職場を探しましょう。

いつでも動けるように準備しておく

いくら吟味して職場を選定したとしても100%当たりのところを選べるわけではありません。
いつでも動けるように準備は入念にしておくことをおすすめします。

例えば信頼できる転職サイトに登録しておいたり、今ではSNSからも仕事が繋がる時代ですのでパイプを普段から広げたり。

»介護系に強い転職サイト・転職エージェント3選【登録しすぎは厳禁】
上記の記事が参考になれば幸いです。

ということで今回は以上です。

ぼくは割と続けることができていますが、これから始める人はもっと楽になると思いますよ。

ぼくたちの負担を軽減するサポートツールもどんどん導入されたり、浴槽自体も改良されていったりしています。

IT化が進んで仕事がどんどんなくなっていく未来の中、おそらく介護はそうそう無くならないと思います。
なので興味のある人は今のうちに挑戦しておくのも手だと思いますよ( ˆoˆ )/

おわり。

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