
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴の7つのやりがい
- 訪問入浴のやりがいを知ったら

この記事を読み終えたあとは、訪問入浴に関する知識レベルが3UPします。
※3分でサクッと読めます。
8年間の見識を凝縮しました。
それではまいりましょう( ˆoˆ )/
訪問入浴とは?
サクッと解説すると、介護職員2名と看護師1名のチームで利用者宅に訪問し、簡易浴槽を設置→洗体とそれに付随する介助を約1時間程度かけて行うサービスです。
- 給与は業界の中では若干高め
- 1日の平均サービス件数は役6.5件くらい
- 一般的にはきついというイメージがある
訪問入浴の7つのやりがい
- その①:飽きない
- その②:改善過程が見れる
- その③:顧客満足度が高い
- その④:ひとりにしっかりと関われる
- その⑤:成り上がりやすい
- その⑥:チームで動く
- その⑦:結婚相手が見つかる
上記のとおり。それぞれ順番に解説します。
(1):飽きない
飽きません。
その他の介護サービス同様、対人サービスだからです。
訪問入浴会社の多くはサービスマニュアルを設定しているので一見すると「ライン作業なんじゃないの?」と思われがちですが、違います。
他のサービスと比較すると使用する機材やツールが多い分ある程度流れを作っておく必要があるだけで、サービスを提供する利用者は多種多様です。
またサービスを提供する環境も様々で飽きません。
(2):改善過程が見れる
- 褥瘡
- ADL
- 表情
例えば上記のとおり。
サービスの回数を重ねるごとに良い変化を確認することができるのはかなりやりがいになります。
一種の達成感も覚えます。
特に褥瘡の改善は訪問入浴の使命的な部分がありまして、ぼくも改善されていく様子をたくさん見てきました。
実際かなり嬉しいですよ。
『使命がある』というのもやりがいに繋がりますね。
(3):顧客満足度が高い
数ある在宅介護サービスの中でも顧客満足度は随一であると自負しています。
実際に『週一回のお風呂が1番の楽しみ』と言ってくれる利用者も多く、その度にやっててよかったなと思います。
(4):ひとりにしっかりと関われる
特に看護師さんから言われることが多いです。
病棟などで勤務していると中々一人の患者さんに時間をかけられないが訪問入浴はしっかりとフォーカスして関わることができるのでやりがいがあると言われます。
後述しますがチームで一人の利用者についてのサービス方針について議論するのもやりがいを感じさせてくれます。
(5):成り上がりやすい
事実として訪問入浴の会社では若くして事業所の管理者になる人が多いです。
実際にぼくも入社して1年くらいで管理者になりました。
冒頭でも触れましたが介護業界の中では給与も高めでして、サラリーマンとしてもやりがいがあるかと。
(6):チームで動く
訪問入浴の特徴とも言えるチームでのケアは確実にやりがいに繋がります。
しっかりと目標を設定してそれを達成した時の嬉しさはひとしおです。
(7):結婚相手が見つかる
最後にオチみたいになってしまいましたが結婚相手が見つかりやすいです。
これが結構ガチなんです。
前述したようにチームで動くことも関係していますし、女性の割合も多かったり、無駄に男性がカッコよく見えたり(笑)
事実ぼくの会社でも数え切れないほどの社内結婚、社内カップルを見ます。
『パートナーを見つけるぞー!』というのも立派なやりがいになりますよね。
下記の記事で詳しく解説していますので気になる方は覗いてみてください。
»訪問入浴の職員は社内結婚する人がかなり多い件について解説【事実】にて詳細をまとめています。
やりがいは仕事を続けていく上での原動力となります。
逆に言えばやりがいを感じることができれば仕事を長く続けていくのは難しいですよね。
ぼくは上記のようにたくさんのやりがいを見つけることができたのでずっと続けることができています。
訪問入浴のやりがいを知ったら
ここまで読んだあなたは、訪問入浴への興味がさらに増したと思います。
一方でまだ不安に思う部分もあるはず。
多分、『訪問入浴=きつい』というイメージだと思います。
なので続いては世間一般的に、なぜ訪問入浴がきついと思われるのか、その理由を10抽出しました。
- その①:半分ドカタ
- その②:休憩がとりづらい
- その③:コアすぎる
- その④:劣悪な環境もある
- その⑤:発汗量が半端ない
- その⑥:給与
- その⑦:医療用具への不安
- その⑧:チームの雰囲気
- その⑨:覚えることが多い
- その⑩:女性社会
上記のとおり。
下記の記事で詳しく深掘りして解説していますので是非チェックしてみてください。
»訪問入浴がきついと思われる10の理由【継続のコツもセットで解説】
訪問入浴会社の選び方
結論は、大手一択です。
大手であればあるほど安心です。
なぜなら昨今では訪問入浴会社の閉鎖や撤退、統合が相次いでいるからです。
ベンチャーに入ってスターティングメンバーとしてやる楽しさもわかりますが、そもそも運営自体が難しいと思います。
会社の規模や運営歴をしっかりと確認しましょう。
派遣さんは別
ただ、働き方が選べる派遣の看護師さんなどはアットホームな会社を選んでも良いと思います。
1日の訪問件数も少なく身体的な負担はかなり軽減されるはず。
ということで今回は以上です。
訪問入浴は介護業界の中でもレアな職種でして、イメージばかり先行しやすいですが、意外にやりがいがたくさん詰まっています。
身体的な負担も時代の進歩とともに徐々に解消されつつあるので是非挑戦して見てください( ˆoˆ )/
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