
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴に必要な資格
- 資格取得の支援制度
- 訪問入浴を無資格で始めた体験談

訪問入浴って何か専門職っぽくて資格が必要なのか考えてしまいますよね。
この記事を読めば、訪問入浴での各種資格の必要性と資格保持のメリットまでわかるようになりますので、是非最後までお付き合い下さいませ。
※3分でサクッと読めます。
8年間の見識をギュッと凝縮しました。
それではまいりましょう( ˆoˆ )/
訪問入浴に必要な資格
基本的には必要ありません。
ヘルパー1・2級も、介護福祉士も。ほとんどの企業が「無資格未経験で可!」と求人を出しています。
介護福祉士の資格を有していると加算を取るのに有利なので事業所によっては取得者に限定しているところもあるかもしれません。
しかし訪問入浴は1サービスを提供するのに3人必要なのでとにかく人員を確保したいのです。
なので上記のように無資格、未経験で広く募集をかけています。
後述しますが資格を持っていないことによるデメリットもほぼありません。
しかし細かく見ていくと役割によっては各種必要な資格が存在します。
例えば下記のとおり。
- オペレーター:運転免許証
- 看護師:正看護師もしくは准看護師
運転免許
運転免許証は3人のうち誰かが必ず持っている必要がありますね。
訪問入浴車で利用者の自宅へ訪問するので。
多くの訪問入浴業社では男性が運転手になることが通例です。
看護師資格
訪問入浴では看護師が帯同しますので資格は当然必要です。
正看護師、准看護師どちらでもOK。
各種手当の相場
下記のとおり。
- ヘルパー1級:手当無し
- ヘルパー2級:手当無し
- 正看・准看の給与の差額:無し
- 介護福祉士:1万円
企業によってもしかしたら多少差異があるかもしれませんが、大体の相場です。
ちなみに一般職で比較すると給与は看護師の方が高めです。
トレンドとしては時が経つに連れて介護士の給与は徐々に上昇しています。
持つなら介護福祉士
看護師以外の介護職員であれば介護福祉士の取得を目指さないてはないです。
仕事のモチベーションになりますし、何より毎月1万円上がれば年間で12万円にもなりますからね。
実際にぼくの会社でも無資格で入社したほとんどの職員は介護福祉士の取得を目指しています。
介護を仕事するならマストで持っておくべき資格ですね。
資格取得の支援制度
現行のほとんどの訪問入浴会社では資格取得を支援してくれるバックアップ制度が用意されています。
前述したとおり、職員が介護福祉士を所有することは会社にとってもメリットがありますからね。
だいたい教材の購入費や研修も無料なところが多いです。
存分に利用するのが吉
個人で介護福祉士の勉強から研修まで受けようとするとある程度の費用がかかってきますので、会社が用意してくれる制度に乗っからないてはないですよね。
なので今から訪問入浴の仕事を始めようとしている人は就職先に上記のような制度があるかどうかをしっかりと確認した方が良いです。
訪問入浴を無資格で始めた体験談
ぼくは大学で社会福祉の勉強をして社会福祉士の資格を取得しましたが、訪問入浴では全く使いません。
(広い意味で言うと使ってるかもしれませんが‥。)
手当もつきませんし‥。
上記の資格だけで、ヘルパー1・2級や介護福祉士の資格なんてとんでもない。
介護業界は全くの未経験でした。そしてど素人のぼくが入社した結論ですが、全く問題ありませんでした。
同期で入社した人たちの8割が介護未経験で何の資格も持っていませんでしたよ。
作業手順の方が優先順位が高い
ぼくはオペレーターとして入社しましたが、介護云々ではなくまずは作業手順を覚えるのに必死でした。
介護的なスキルや知識はその次です。
もちろん研修等で習得していきますがまずは作業手順を覚えないとサービス自体が提供できませんからね。
訪問入浴は少し特殊です。


3人で動くことの利点
訪問入浴に必要な介護スキルや知識は研修よりもほとんど現場の先輩から見て学びました。
常に3人いるところが強いですよね。
他の在宅サービスでにはない特徴ですね。

繰り返しになりますが訪問入浴は基本的に資格がなくてもできますが、絶対にあった方が良いです。取得が目標となりモチベーションを上げてくれますし、何より手当がつきます。
介護福祉士を持ってない人は、本記事でお話ししたように会社を最大限利用して働きつつ取得を目指しましょう( ˆoˆ )/
おわり。
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