【最新!2021年4月改定版】訪問入浴の料金表と計算方法を解説

利用者向け
訪問入浴をこれから利用しようとしている人:訪問入浴ってなんだかお高いイメージがあるけど実際どれくらいの料金がかかるんだろう‥。だいたいひと月にどれくらいかかるのかと計算式が知りたいな。

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 訪問入浴の料金表
  • 訪問入浴の料金の計算方法
ユウ:この記事を書いているぼくは、訪問入浴に携わって9年目。利用者の家族と契約した数は何百回以上。料金についてその度に説明してきました。

この記事を読めば、訪問入浴の料金がどれくらいかかるのかと計算方法が分かります。

また訪問入浴に勤め出して間もない新人のスタッフにも有益だと思います。
ぼくも昔契約の時に上手に料金について説明できなかった苦い思い出がありますので(笑)

それではまいりましょう( ˆoˆ )/

3分でサクッと読めます。

※参考:厚生労働省

訪問入浴の料金表

1回あたりの最低料金が下記のとおり。

    訪問入浴→1260円

そして1ヶ月の利用料金の最低額が下記のとおりです。

1ヶ月の最低利用料金(円) 要介護1〜5 要支援1・2
訪問入浴実施 訪問入浴実施
週1回(月4回)の場合 1割                                    5,040                                    3,408
2割                                 10,080                                    6,816
3割                                 15,120                                 10,224
週2回(月8回)の場合 1割                                 10,080                                    6,816
2割                                 20,160                                 13,632
3割                                 30,240                                 20,448
週3回(月12回)の場合 1割                                 15,120                                 10,224
2割                                 30,240                                 20,448
3割                                 45,360                                 30,672

だいたい週1回から週3回くらいの幅で利用されます。

負担割合で全然変わってきますね!

ちなみに要介護状態か要支援状態かのどちらかで基準額が変わってきます。
介護度では変わりません。

清拭・部分浴の場合

実は訪問入浴サービスは体調次第では清拭や部分浴といったサービスに切り替えることがあります。

清拭・部分浴の算定方法

    訪問入浴の単位数の90%

つまり1回あたり1260×0.9で852円が最低料金になります。

介護職員3名の場合

またほぼほぼ無いですが訪問入浴を介護職員のみの3人で提供した場合は利用料金が少し下がります。

    訪問入浴の利用料金の95%

つまり1回あたり1260×0.95で1,197円になります。

基本的に訪問入浴は介護職員2名と看護師でサービスを提供します。ですがまれに介護職員のみの場合があるみたいです。

繰り返しになりますが、上記はあくまで最低料金です。
ここからさらに各事業所の企業努力で取得する加算を足して最後に住んでいる地域によって変わる地域加算をかけて最終的な利用料金が決定します。

以下から詳しく解説していきます。

訪問入浴の料金の計算方法

    (1260+各種加算)×地域加算

各種加算

下記のとおり、全部で5種類あります。

  • その①:処遇改善加算
  • その②:特定処遇改善加算
  • その③:認知症専門ケア加算
  • その④:サービス提供体制加算
  • その⑤:初回加算

それぞれどれくらい料金にプラスされるか表を見ながら解説していきます。
ちなみに全ての加算にレベルがあります。

その①:処遇改善加算

処遇改善加算Ⅰ 5.80%
処遇改善加算Ⅱ 4.20%
処遇改善加算Ⅲ 2.30%
処遇改善加算Ⅳ Ⅲ×0.9
処遇改善加算Ⅴ Ⅲ×0.8

以下から解説する『サービス提供体制強化加算』と『認知症専門ケア加算』を訪問入浴の料金に足した金額に表のパーセンテージをかけて出た数字を足します。

その②:特定処遇改善加算

特定処遇改善加算Ⅰ 2.10%
特定処遇改善加算Ⅱ 1.50%

『処遇改善加算』と同様に『サービス提供体制強化加算』と『認知症専門ケア加算』を訪問入浴の料金に足した金額に表のパーセンテージをかけて出た数字を足します。

その③:認知症専門ケア加算

認知症専門ケア加算(Ⅰ) 3
認知症専門ケア加算(Ⅱ) 4

2021年4月から新しく加わった加算です。

その④:サービス提供体制加算

サービス提供体制強化加算(Ⅰ) 44
サービス提供体制強化加算(Ⅱ) 36
サービス提供体制強化加算(Ⅲ) 12

その⑤:初回加算

    200円

初回加算も2021年の4月から新しく算定可能になった加算です。
これは初めて訪問入浴を使う最初の1回のみにプラス200円だけつくものですのでご安心を。

訪問入浴はサービス提供を開始する前に事前に家屋状況の調査をしたりするので、その工数分がつく感じですね。

上記の①〜④は事業所によっては複数取得することが可能です。
なので加算を頑張っていっぱいとっている事業所はその分利用料金が高くなります。
また、加算についてもっと詳しく知りたい方は»訪問入浴で使われる加算まとめ【減算ケースも解説】特定処遇改善加算、サービス提供体制加算にて詳しく解説していますので参考にどうぞ。

地域加算

最後にお住まいの地域ごとに決まっている『地域加算』をかけます。
地域加算は下記のとおり。

1級地 ×1.14
2級地 ×1.112
3級地 ×1.105
4級地 ×1.084
5級地 ×1.07
6級地 ×1.042
7級地 ×1.021
その他 ×1

都市部になればなるほど数字が大きくなっていきます。

計算例

ではちょこっと計算してみましょう。
1番高い条件は下記のとおり。

    • 条件①:要介護状態
    • 条件②:介護職員2名、看護師1名
    • 条件③:訪問入浴を実施
    • 条件④:サービス提供体制強化加算Ⅰを取得している
    • 条件⑤:認知症専門ケア加算Ⅱを取得している
    • 条件⑥:処遇改善加算Ⅰを取得している
    • 条件⑦:特定処遇改善加算Ⅰを取得している
    • 条件⑧:東京都に住んでいる

計算式

    (1,260+44+4+75+27)×1.14=1,607

上記のように加算をもりもりでとっている事業所の利用料金は1回あたり1,607円になります。

ちなみに3割負担だと単純に3倍なので4,821円になりますね。

水道代やガス代がかかる場合もある

細かいことを言うと本記事で解説した利用料金意外に利用者が自己負担するものがありまして、それが水道代やガス代、電気代です。

ザックリ言うと1回あたり100円くらいの負担だと考えてもらえればOKです。

また、家屋状況によってはガス代はかからない場合もありまして、下記の記事にて解説しています。
»マンションで訪問入浴を行う為の2つの方法【高層階でもOKです】

介護保険を使わないとめちゃ高い

当然ですが介護保険を使わずに訪問入浴を利用しようとするとバカ高くなります。
では自費で使うケースとはどんな場合か?

その答えと自費で使う場合に値段が下がるケースもありまして»訪問入浴の自費利用について【料金やケース、メリットまで解説】にて詳しく解説しています。

ということで今回は以上です。

訪問入浴に限らず介護保険を適用したサービスは住んでいる場所や利用する事業所によってもわずかに自己負担額が変動していくので分かりづらいですよね。

本記事でスッキリしてもらえれば幸いです( ˆoˆ )/

おわり。

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