
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴の面接を突破する10の攻略法
- 事業所選びを失敗しないために

この記事を読めば、訪問入浴の面接に関する不安を解消し、成功率を高めることができますので、是非最後までお付き合い下さいませ。
※3分でサクッと読めます。8年間の見識をギュッと凝縮しました。
それではまいりましょう( ˆoˆ )/
訪問入浴の面接を突破する10の攻略法
下記の10個の項目を押さえておくと訪問入浴における面接の合格率がグンと上がります。
- その①:会社に対する興味
- その②:移動許容範囲
- その③:資格について
- その④:体力について
- その⑤:運転技術
- その⑥:ITスキル
- その⑦:協調性
- その⑧:定着率
- その⑨:人柄
- その⑩:年齢
上記のとおり。
上記全てにおいてしっかりと対策ができていればほぼほぼ通るはずです。
それぞれ順番に解説していきます。
その①:会社に対する興味
どれくらい希望する会社について知識があるかはとても重要です。
どれくらい興味を持っているか=入りたいと思う気持ちを測る指標となるからです。
逆にどれだけ面接時に「御社の経営理念に感銘を受けて!』とか『御社に憧れて!』と言ってもまったく知識がなかったら説得力がありません。
この質問をぼくは必ずします。なので出来る限りリサーチして面接に臨みましょう。
またリサーチは他にもメリットがあるので必須です。
詳しくは後述します。
具体的には訪問入浴の内容等を動画などである程度把握していくとか。
あとは会社の規模や運営歴など。
一応動画も載せておきます。
その②:移動許容範囲
通勤可能時間や範囲を聞かれます。
なぜなら訪問入浴は大手になればなるほど「応援」があるからです。
- 「応援」とは普段出勤している事業所以外の事業所に助っ人として出勤することです。
会社によって差異はありますが応援自体は必ず存在すると思っていた方がいいです。
もちろん「近場で探している‥。」などの譲れない部分がある場合はしっかりと伝えるべきですが会社としてはフレキシブルに動いてくれる職員をどうしても優先して採用してしまいがちです。

その③:資格について
資格はあることに越したことはありませんが、正直未経験でも後述する「人柄」が良ければ関係なく採用します。
よく求人にも「未経験可」とありますよね。
人手不足もありますが、求める本質は資格の有無ではありませんからね。
優先順位も低いです。
運転免許も持っていた方が良い
以前は入浴車の運転は男性と決まっていましたが、最近では男女問わず運転する業者も増えています。
なので運転免許も持っていた方が良いですね。
その④:体力について
重要です。優先度高いです。
必ず質問します。
「体力に自信はありますか?」と。見た目も大切ですがスポーツ経験があると良いですね。
ここは明らかにあると答えた方が良いです。
スポーツもそうですが根拠を提示できると尚良しです。
その⑤:運転技術
前述したとおり、訪問入浴には必ず運転がついてきます。
特に男性には「運転は得意ですか?」と質問することが多いです。
この時のベストな回答としては「自身あります!」とか「めちゃくちゃ得意です!」という人は個人的にはあまり採用したくありません。
運転はスキルではなくいかに安定した精神状態で安全に出来るかが重要だからです。
自身がある人は過信して誘導を無視したり、リスキーな運転をする傾向にあるからです。
もっと言うと訪問入浴車には基本的に3人乗りますからそのことを意識できる人が好ましいです。
なので回答としては「あまり得意とは言えませんが普段から安全運転を心がけています。」くらいが丁度良いかと。
訪問入浴車については»訪問入浴車に関する疑問をまとめて解説にてよくある疑問に答えていますので併せて参考にどうぞ。
その⑥:ITスキル
ITスキルに関してもさほど重要ではありません。
エクセルの基本的な操作やタイピングがそこそこできるくらいでOK。
ただ昨今では介護業界全体でのIT化が進んでいるので電子機器等の扱いに長けていると採用率がいくらか上がるかもしれません。
その⑦:協調性
ここも重要です。
訪問入浴はチームプレーだからです。
「この人は我が強そうだな‥。」と思われると危ないかもです。
協調性をPRできるエピソードを用意しておくと良いです。
その⑧:定着率
かなり見られます。
転職回数が多かったりする人はぼく個人的には問題視しませんが、多くの企業はマイナスのイメージを持つでしょう。
また前述した資格についても介護福祉士等の資格を所有しているスタッフが一定数いると訪問入浴会社は『加算』をとることができ利益に直結します。
介護福祉士の資格を持っているだけで会社にとってはありがたい存在となるわけです。
(もちろん資格手当等の面も確認した方が良いです。)
なので大きな企業ほど職員の定着率を重視している場合が多いので、「この人は長く働いてくれるかな‥?」という観点での見方が強くなってきます。
転職回数が多い人は事前にマイナスイメージととらわれないような理由を用意しておきましょう。
例えば家族の事情とか、キャリアアップのためにとか。

その⑨:人柄
個人的には最重要視します。
どの項目よりも優先度が高いです。
結論から言うと『明るい人』がベストです。
緊張するかもしれませんが笑顔でハキハキと喋りましょう。
補足:リモート面接が主流に
うちの会社でもリモートでの面接がかなり増えてきました。
基本的には対面と大差ないですが、前述したように明るさはかなり重要です。
ついついリラックスしすぎたり、何を言ってるか聞き取りづらいケースもあったりするので、くどいようですが明るくハキハキと。
その⑩:年齢
そもそも年齢制限を設けている会社は面接に応じる前に足切りをして今ますのであまり考えなくて大丈夫です。
ちなみに僕は30代くらいまでをラインとすることが多いです。
訪問入浴に限ったことではありませんができるだけ血色や表情には気をつけて実年齢より若く見せるようにするといいです。
訪問入浴の志望動機について
志望動機については解説すると少し長くなってしまいますので、別の記事を用意しました。
併せてご覧くださいませ。
»【現役面接官が語る】訪問入浴で採用率が上がる志望動機の書き方
筆記試験がある訪問入浴業者も
企業規模が大きくなればなるほど筆記試験を用意していて、受けることになるケースがあります。
ちなみにうちの会社にもあります。
内容は簡単な計算や社会常識を問うものです。
こちらに関しては時事ネタや簡単な数学のおさらいをしておくと良いでしょう。
事業所選びを失敗しないために
「面接に受かって入ったは良いけど、めちゃくちゃブラックだった‥。」なんてことはどの業界にもよくあります。
特に介護業界は悲しい現実ですが多いかもしれません。
なので選ぶ時点での成功確率を上げる施策も講じておくことをおすすめします。
面接を通してあなたも判断する
面接を通じてあなた自身も企業を査定しましょう。
あなた自信も企業を選んでいる立場であるからです。
なので1つの会社にこだわり過ぎて視界を狭くしないようにしましょう。
可能な限りリサーチをする
面接官が語ってくれない裏側や実情を出来る限りリサーチしましょう。
例えば今はSNSなんかでもかなりコアな情報が転がっていることがあります。
質問リストを必ず作る
冒頭でもお話ししたましたが、質問が出来るということは面接先の企業をよく調べてあるということに繋がります。
また、自分が譲れない部分をうやむやにしてしまうのは結果退職にも繋がりかねませんので面接に臨む前は必ず質問リストを用意しておきましょう。
訪問入浴は事業所単位で全然違う
事実として訪問入浴の会社は運営する事業所単位で雰囲気や業務量が全然違ってくることがあります。
就職先の事業所が合わないと感じても、事業所を移動したら合う場合が往々にしてあります。
前述した「応援」もそれを知る方法のひとつです。
自分に合う事業所を探しましょう。
保険をかけておく
失敗しても大丈夫なように心のセーフティネットを用意しておくこともおすすめします。
「まだまだ就職先はある!」という安心感があるとだいぶ気持ちが楽になりますので。
登録だけでも済ませておいて損はないです。
»介護系に強い転職サイト・転職エージェント3選【登録しすぎは厳禁】

訪問入浴は顧客満足度が非常に高いサービスです。
どうせするなら自分も気持ちよくサービスを提供したいですよね。
本記事でそのお手伝いができていれば幸いです( ˆoˆ )/
おわり。
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