
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴の看護師はほとんど病院での勤務歴がある
- 訪問入浴の看護師は病院での経験が無くてもできる
- 病院と訪問入浴の看護師の役割の違い

この記事を読めば、訪問入浴の看護師についての大まかな知識を得ることができます。
※3分でサクッと読めます。
8年間の見識をギュッと凝縮しました。
それではまいりましょう( ˆoˆ )/
訪問入浴の看護師はほとんど病院での勤務歴がある
8年以上やってきましたが、90%以上の人が病院での勤務を経験している人達でした。
なのではじめてやってきた看護師さんでもだいたいすぐできるようになってます。
病院よりは訪問入浴の方が楽
なぜなら、後ほど詳しく解説しますが訪問入浴での看護師さんの業務内容は病院のそれと比較するとかなり簡略化されているからです。
病棟を経験していれば何の苦もなく訪問入浴の看護師として働くことができます。
医療行為もほとんどない
病院では当たり前にするような医療行為が、訪問入浴ではほとんどできません。
例えばたんの吸引だったり、針の抜き差しも基本的には厳禁です。
訪問看護に行くパターンも
前述したとおり、医療行為ができるスキルを持っているにも関わらずしてはいけないと言うのは案外ストレスになるものでして、憤りを感じる看護師さんも少なくありません。
『より自分の力を発揮したい!』と言って訪問看護ステーションに転職する看護師さんもいました。
ダブルワークも多い
病院で働きつつ、派遣にも登録!なんて看護師さんをぼくは何人も見てきました。
病院での勤務に重きを置きつつ、訪問入浴を隙間時間に有効活用している看護師さんを。
病棟で働く看護師さんからすると片手間でできてしますのも事実でしょう。
訪問入浴の看護師の正社員と非常勤
病棟でみっちり働いたベテランの看護師さんは訪問入浴で腰を据えて働く人が多いいです。
一方で年齢が若い看護師は前述したとおり病院で働きつつ、訪問入浴もする!という人が多いです。
訪問入浴の看護師は病院での経験が無くてもできる


実際、資格取得だけしていて働いていた経験が無い、いわゆる『ペーパーナース』もちょいちょい見かけます。
どの看護師さんもしっかりとできるようになるまでにそこまで時間はかからないことが多いです。
訪問入浴はちょうど良い?
決して訪問入浴を下に見てるわけではありませんが、長いこと現場経験を離れていた看護師さんにはリハビリとしてもちょうど良いかもです。
なぜなら冒頭でもお話ししたように訪問入浴に必要な看護師としてのスキルはそこまで高く無いからです。
補足:看護師の多様な働き方
看護師は本当にマルチに働くことができますよね。
資格さえあればほとんど仕事には困らないのではないでしょうか?
下記の記事では『命に関わらない看護師の仕事』についてあやりなさんと言う方が解説されています。
とても読みやすくまとめられていますので是非遊びに行って見てください。
»あやりなさんの記事を読んでみる
病院と訪問入浴の看護師の役割の違い
訪問入浴における看護師の役割を簡潔に言うと下記の3つです。
- その①:VS測定
- その②:着脱介助
- その③:処置
それぞれ順番に解説していきます。
その①:VS測定
入浴の前後にバイタルサインを測定します。
と言ってもそこまでスキルは必要ありません。
ほとんど機材でできてしまうから。
スキルが必要なものを強いて言えば血圧計くらいですかね。
その②:着脱介助
着衣と脱衣の介助ですね。
介護職員と2人ですることも多くそこまで難しく無いですよね。
その③:処置
処置といっても簡単なものが多いです。
軟膏類の塗布だったり、湿布や保護材を貼ったり。
難しくてもストマのパウチ交換や気管切開の方のベルトの交換だったりです。
病院での業務内容と比較するとかなり少ないですよね。
また夜勤も無くどちらがハードかと言うと一目瞭然です。
もっと詳しく訪問入浴について知りたい場合は下記の2つの記事をご覧ください。
そもそも訪問入浴とは?

訪問入浴の内容と流れ

補足:病院内での訪問入浴の実施は不可能?
結論は不可能ではありません。
利用するなら全額自己負担という感じです。
保険が被っちゃうからです。
ぼくも8年以上訪問入浴に携わっていますが病院内で利用する人を見たのは1人だけです。
ということで今回は以上です。
病院で勤務していた経験があれば訪問入浴は心配しなくても大丈夫ですよ。
また経験が無くても十分やっていけます( ˆoˆ )/
おわり。
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