
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 訪問入浴介護を利用する6つのメリットと効果
- 訪問入浴を利用するデメリット

この記事を読めば、訪問入浴介護を利用する魅力がわかります。
※3分でサクッと読めます。
8年間の見識をギュッと凝縮しました。
それではまいりましょう( ˆoˆ )/

訪問入浴の基礎知識
訪問入浴とは?
歴史や概要をザックリと解説しています。
訪問入浴のサービス内容と流れ
1連の流れを詳しく解説しています。
訪問入浴を利用する人の介護度
上記の記事でさらに深掘りしつつ、利用料金についても解説しています。
補足:動画でも解説
訪問入浴は『実際に見てないとよくわからない!』という声も多いので動画も作りました。

訪問入浴介護を利用する6つのメリットと効果
さっそくですが下記のとおり。
- その①:清潔保持
- その②:完全個別対応
- その③:目が6つある
- その④:ほぼ動かなくて良い
- その⑤:床ずれの予防と改善
- その⑥:入浴の三大効果を助長させる
それぞれ順番に解説していきます。
その①:清潔保持
鉄板で説明の必要なしですね。
少しだけ補足すると、しっかりと入浴にのみ専念するので清潔保持のクオリティは高いです。
その②:完全個別対応
ゆったりとお風呂の時間を確保することができます。
移動もほぼ無いし、施設やデイサービスで行う入浴介助と比較すると歴然です。
利用者1人に対して3人でケアに入るので王様、女王様気分になれます。
その③:目が6つある
大きなメリットです。
繰り返しになりますが3人いるので目は6つ。
安全度も高まりますし、皮膚トラブルの早期発見も期待できます。
その④:ほぼ動かなくて良い
前述しましたが、ほぼ動かなくてOK。
とても楽です。
利用者にかかる負担がほぼほぼありません。
その⑤:床ずれの予防と改善
床ずれ(褥瘡)の予防と改善にかなり効果的です。
後述する入浴自体に期待できる効果と看護師による処置もあるのでかなり期待できます。
実際ぼくも何人も褥瘡が良くなっていく様を見てきました。
訪問入浴を導入する大きなきっかけにもなるメリットです。
その⑥:入浴の三大効果を助長させる
入浴自体の三大効果をスケール(拡大)させます。
入浴の三大効果
- 効果①:リラックス
- 効果②:疲労回復
- 効果③:血行促進
サクッと解説します。
効果①:リラックス
浮力によりリラックスできます。
リウマチなどの疾患をお持ちの方の関節の痛みを緩和してくれます。
効果②:疲労回復
湯温作用で疲労回復が期待できます。
程よい発汗を促し心地よい疲労感で睡眠の質も向上します。
実際に入浴後にうとうとなる利用者さんはかなり多いです。
マッサージ効果も期待できます。
効果③:血行促進
血行を促進させて血液の循環を促進し、血管を拡張させます。
事実入浴後の血圧は入浴前より(血管が広がった為)下がっている場合が多いです。


訪問入浴を利用するデメリット
下記のとおり。
- その①:単価が高い
- その②:近所の目が気になる
- その③:異性のスタッフが入る
ひとつずつ深掘りしていきます。
その①:単価が高い
単価が高く、導入の障壁になることが多いです。
その②:近所の目が気になる
入浴車両を駐車するので近所の目が気になるという利用者もいます。
打開策としては作業方法を切り替えればOKです。
自宅の給湯設備を使うパターンですね。
神経質なお宅では浴槽がわからないように幌のようなシートを被せて搬入したこともあります。
その③:異性のスタッフが入る
羞恥心の問題ですね。特に女性の利用者が多いです。
ほぼ100%に近い確率で異性が介助に入ります。
訪問入浴は男性1名、女性2名のチームが多い為。
男性は移動介助だけ入り後は別室で待機したり、ずっとベッドメイキングをしたり。ちなみにぼくももちろん経験あります。


まとめ:訪問入浴の最大のメリットは心も身体も癒すこと
身体的なメリットは記事前半でご紹介したとおりです。
最後にお伝えしておきたいのが心のケアにも効果的であるということです。
外部のサービスを頑なに拒んでいた利用者が訪問入浴を利用するうちに自然と打ち解けて笑顔までこぼれるようになるのは珍しくありません。
ゆったりとした時間でスタッフとの会話も弾みついつい長湯になりがちに。
訪問入浴が週一回の楽しみなっていると言われることも多いです。
ということで今回は以上です。
訪問入浴はメリットだらけです。
導入を迷われている方は1度で良いので是非使ってみてください( ˆoˆ )/
おわり。
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