【10年目が解説】訪問入浴の需要は減っても無くなることはない理由

仕事内容
訪問入浴で働いている人:訪問入浴って営業しても全然需要を感じない‥。ケアマネさんもなかなか無いって言うし。今働いているんだけど今後どうなっていくのか不安だなぁ。どうなっていくか知りたいよ。

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

  • 訪問入浴の需要の推移
  • 訪問入浴の今後の需要
  • 訪問入浴の需要と求人について
ユウ:この記事を書いているぼくは、訪問入浴に携わって9年目。現場では管理職をしていました。多くの同業他社とも関わりつつ、全国の訪問入浴会社を見てきました。

この記事を読めば、訪問入浴の需要実態と今後の動向についてわかります。

※3分でサクッと読めます。
8年間の見識をギュッと凝縮しました。

それではまいりましょう( ˆoˆ )/

訪問入浴の需要の推移


結論は微減しています。

下記のデータをご覧ください。

出典:厚生労働省

肌感覚ではもっと減っているように感じましたがデータで見るとそこまで減っていないことがわかります。

でもケアマネさんに営業に行くと減ってるって言うよ?
理由は下記のとおりです。
  • 理由①:需要が集中している
  • 理由②:嘘をつかれている

それぞれ順番に解説していきます。

理由①:需要が集中している

一部のケアマネが集中して持っている可能性が高いです。

訪問入浴を利用する人は介護度が重たい方、医療依存度が高い方が多いので医療法人の居宅や看護師資格を持つケアマネ、地域で名前の通ったベテランのケアマネに集中されることが予想されます。

事実、営業で回っていても持ってない人はとことん持っていないし、持っている人はずっと持ち続けています。

訪問入浴は単位数も高くケアマネとしても導入に抵抗がある人が結構います。
中にはケアマネ人生の中で一度も訪問入浴を導入したことがない人もいます。

理由②:嘘をつかれている

あとは単純に嘘をつかれているかです。

ぼくももう泣きたくなるほど何度も経験しましたが、営業に行っても『訪問入浴は需要ないよ!』とよく言われます。

しかし実際は数人利用しているケースがかなりありました。
営業での情報は鵜呑みにしてはいけませんね。

事業所は激減している


出典:厚生労働省
上記のとおり。需要に対して事業所数の減りが全然見合っていません。

実際にぼくも訪問入浴の事業所が閉鎖や統合するのをたくさん見てきました。

しかし利用者はそこまで減っていないのでケアマネ同様、一部の訪問入浴会社に集約されていることが予想できますね。
事業所が撤退していく理由としては下記のとおりです。

  • その①:時代の変化を感じた
  • その②:働き手が減ってきている
  • その③:その他の在宅介護サービスの頑張り

こちらもひとつずつ解説していきます。

その①:時代の変化を感じた

介護保険を利用する高齢者やその家族の方々も昔とは徐々に変化して行ってます。

訪問入浴を利用者する人は前述したとおり、医療依存度が高いケースが多く、入浴以外でも在宅で介護していく家族の負担はかなり大きいです。

日中は仕事に出ていたりする家族が多いです。

つまり訪問入浴を利用するほど介護度が重たい利用者の介護が今の時代では難しくなりつつあるということですね。

その②:働き手が減ってきている

訪問入浴は在宅介護サービスの中でもコアな部類に入ります。

介護業界全体で人でが不足しているので当然訪問入浴ではさらに深刻な問題となります。

さらに1回のサービスを提供するのに3人(うち1人は看護師を入れなければいけない)も必要なのでさらに難しくなるのは明白ですよね。

ちなみに訪問入浴の収益構造的に1日6件以上訪問しなければ黒字になりづらいです。
売り上げのほとんどはその他の在宅介護サービスと同様に人件費が占めています。

訪問系サービスの鍵となる工程の調整がなかなかに難しいのです。

ポッと出では1日6件以上の工程を作ることができるようになるまで耐えることができる資金力がありません。

ある時期に訪問入浴に参入する企業が増えましたが上記の理由のとおり、存続が難しく結局閉鎖や譲渡という選択肢を選ばざるを得なかったのです。

その③:その他の在宅介護サービスの頑張り

正直、通所介護(デイサービス)や介護施設の頑張りで訪問入浴を使わずに済む人が増えていることが1番大きい理由です。

一部を除いたほとんどのケアマネがデイサービスでの入浴を進めます。
コスパ的に最適解な場合が多いからです。

事業者はデイサービスの需要の大きさを痛感して撤退に踏み切るケースが往々にしてあります。

訪問入浴の今後の需要


結論は、需要自体は無くなることはありません。
なぜなら訪問入浴は最後の砦だからです。

デイサービスや介護施設の設備が強化されてもどうしても対応できないケースは必ずあります。

また、通所や施設への入居を拒否する高齢者の方もたくさんいます。

さらに清潔保持もまた、生きていくために優先順位こそ低いですが必ず必要です。

今後の世間も閉鎖的なコミュニティを形成していく見立てがあるので、そうなると外へ出て入浴をするよりも家の中で‥という需要も高まる可能性はかなり大きいかと。

訪問入浴の需要と求人について


訪問入浴の需要に関わらず求人の需要自体はこれからも維持され続けていきます。

なぜなら現状としてどこの訪問入浴会社も充足していないからです。
ほとんどの会社が人ぐりに悪戦苦闘しています。

既に訪問入浴に従事している人も、これからしてみようかと検討している人も共通して、働く上での昇格等のチャンスは多く存在していると思います。

是非トライしてみてください!
»訪問入浴の大手5社の評判、口コミまとめ【事業所単位で全然違う】

まとめ:訪問入浴の需要が減ったら業者はより精査される

事業所数自体は減っていることがわかったかと思います。

需要は残るのでより利用者にとって利便性が高く、質の高いサービスを提供した事業所が生き残っていきますね。

ということで今回は以上です。
訪問入浴は顧客満足度がとても高い介護サービスです。

大変そうなイメージが強いですが慣れたらそこまで無いですよ( ˆoˆ )/

おわり。

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