こんにちは。
介護業界で働いて10年目の管理職、ユウです。

もう一度介護職として復帰するのって難しかったりするのかな?


特に仕事は人生において多くの時間を占めるのでなるべく失敗したくないですよね。
ということで今回は、
「ブランクがあっても介護職に戻れるか不安な人」
「復帰する際に気をつけることが知りたい人」
のために面接官の見識をフルに活かしつつ、リアルな現状と具体的な3つの対策方法を解説していきます!
- この記事を書いてるぼくは完全素人から介護職になり、9年間管理職・面接官として全国を飛び回り、社内社外のたくさんの職員を見てきました。
- 大手転職サイト数社からのインタビュー経験もあり介護・転職奏法の業界について詳しいです。
ブランクがあると介護職に戻るのは難しい?
結論は、そこまでマイナスにはなりません。
むしろ条件次第ではキャリアアップしやすくなる可能性もあります。
面接官としてブランクがる人を採用し、経過を見ていて実感しています。
介護職の復帰のリアル
現場のリアルな声を集めました。
介護職に復帰して2年間働けば実質40万円給付。
年にしたら20万円、月にしたら約1万6千円。
月に約1万6千円あげるから介護職に戻ってってことか。(しかも2年間だけ。)
人材派遣会社のよくやる、転職お祝い金みたいなやり方だね。 pic.twitter.com/zoB1z0pyJw
— モンちゃん@介護福祉系NS (@ns_monchan) June 15, 2020
一度辞めても、再び介護職に復帰したい人は多いそうです!
仕事内容には満足しているからです。・高齢者のお世話
・人の心に寄り添う
・自立した生活を支えるなどやりがいがあるかららしいです。介護のお仕事に対してはやりがいや楽しさを感じている人が多い☺️☺️ pic.twitter.com/5ttv4sGwsR
— 龍馬@介護職→Webライター (@ryomakaigo) February 28, 2020
ちょっと元気になってきた気がし次を考えるけど
特養、老健→体力に自信がない
デイ系→レクとかテンション上げる自信がない。
認知症系→疲れた。
居宅系→あんまりやったことない。
ケアマネ→施設ケアマネしかやったことない。
介護職で復帰できる気がしない(泣)
介護で働いてる人尊敬(笑)— トゥルー/なんでも屋「猫の手」 (@mOx0T8YW4Z2C6ei) June 16, 2020
なぜマイナスにならない?
ブランクがある理由や背景、伝え方によって必ずしもそうであるとは言えませんが逆にそれらを対策して望めば前述したようにむしろ有利に働くことさえあります。
特に中高年の方の復帰は昇格の速度が尋常じゃないくらい早かったりします。

繰返しになりますが工夫(対策)次第で全然変わってきます。
鍵となるのが転職する瞬間です。
- ここのフェーズでいかにアピールできるかは、もう既にご存知の方も多いようにとても重要です。
以下より対策方法を解説していきます。
ブランク明け介護士の3つの注意点
- その①:体づくり
その②:知識のアップデート
その③:面接対策
上記のとおり。
「心・技・体」での準備をしましょう。
それぞれ順番に解説していきます。
【体】転職(復帰)時のポイント(1):体づくり
介護はまさに体が資本の仕事ですので体力作りは少しだけでもいいのでやっておきましょう。
マジで馬鹿にできないのです。
なので「はいはい」と思わず軽い筋トレやウォーキングなどの運動をしておくことをおすすめします。

【心】転職(復帰)時のポイント(2):知識のアップデート
特に介護保険制度ですね。
これはもう生き物です。
「ああ、これはこうだよね!」
と慢心していたら痛い目にあうことも。

SNS等でそういった情報を定期的に発信している人を見つけるのもいいですね。
【技】転職(復帰)時のポイント(3):面接対策
ここが最重要でして、心配な人も多いのではないでしょうか?
高確率でブランクについて質問されます。
- そして「ブランクの期間に何を得たのか」を伝えることができれば大きく採用に近づきます。
何を得て今はどのような状態であるかを明確に伝えるようにしましょう。
例えば育児が理由でブランクを作った場合は、
「育児をする中で自分の家族にどういったケアをして欲しいかなどを改めて知り、実感しました。より一層介護に活かせるし、活かしたいと思ったからです。」
とかですね。
ブランクの理由や期間は個人的にはあまり気にしません。
もちろんアピールできる理由があれば伝えたほうがいいです。
補足:履歴書・志望動機の書き方
面接での受け答えが大切ですが、履歴書等の準備も怠るわけにはいきません。
不安な方も多いかと思いますので下記の記事を用意しました。
※参考:【介護転職】履歴書の書き方完全マニュアル【資格、文字、添削、提出方法等まとめ】
パターンやタイプ別に網羅的に解説していますので併せてチェックして見てください。
ブランク明けの介護転職で失敗しないために
前述した対策を施しても職場選びに失敗してしまっては元も子もありません。
最初の一歩を間違わないようにすることも大切です。
実際に介護業界は全体的に人材不足です。
つまり引く手数多です。
なので妥協して職場を選んでしまうとブラックだったりします。
せっかく準備した工程を無駄にしないためにもできるだけ失敗のリスクを減らすようにしたいところです。
転職エージェントを活用する
職場選びの失敗リスクを減らしてくれるツール(サービス)が転職エージェントです。
なぜならエージェントは転職のプロだからです。
企業の情報をできる限り細かく聞きましょう。
さらに個人で転職活動をするのと比較すると圧倒的に工数が削減できコスパがいいです。
ただでさえ忙しい転職活動時期に省くことのできる工数をかけるのは馬鹿らしいですよね。



ただ、メリットがあるのも事実です!
転職にはリスクがつきものですが、転職活動にはリスクがありません。
そして転職エージェントに登録をして転職のプロの話を聞いて「転職しない」と決めるのも良しです。
上手に活用して転職を有利に進めましょう。
下記より賢い使い方について解説していきます。
転職エージェントの賢い使い方
結論は、転職エージェント側に主導権を握らせないことです。
よく聞く転職エージェントへの不満や批評はそのしつこさにあったりします。
あくまで自分主体で動き、転職エージェントの旨みを最大限に活用しましょう。
- 例えばエージェントは転職のプロですので市場や相場についての知識が豊富ですので自分の自己分析や市場での人材価値を知ることができます。
そのたエージェントによっては様々なサポートが用意されているので臆せず使い倒しましょう。

転職エージェントの選び方
とは言えたくさんある転職エージェントの中からどうやって選べばいいのかわからない人も多いかと思いますので、「選び方」を解説した記事と「おすすめの転職エージェントを紹介」した記事を載せておきます。
是非ご覧になってみてください。
※参考:【3分でわかる】介護転職サイト・エージェントの選び方【5つのコツ】
※参考:【介護系に強い】おすすめの転職サイト・エージェント比較!業界人が選ぶのはここ
動き出した人から変わっていきます^^
おわり。
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