こんにちは。
介護業界で働いて10年目の管理職で全国各地の介護現場のリアルを実際に見てきたユウ(@yuyuhoimin)です。



転職サイトはたくさんありすぎてどれが良いのかわからなくなりますし‥。
ということで今回は
「ケアジョブの真相が気になる人」
「登録した後に後悔したくない人」
のために口コミをまとめたり他社と比較しつつ、
ケアジョブが自分に合っているかどうかわかるように解説していきます!
- 10年間管理職として全国各地を回り社内・社外のたくさんの介護事業所を見てきました。
- また面接官として採用にも携わっており大手求人サイト2社にインタビューされた経験もあり転職業界についても詳しいです。

ケアジョブがしつこいのは本当なのか?
結論は、相対的に見るとそんなことはなかったです。
但し、口コミを見ると中には「連絡がしつこかった!」というものがありましたので油断は禁物です。
使い方が重要かなと思います。

なぜなら少なからずしつこいアドバイザーは存在するからです。
さらに悪い評判はやたら目立って見えてしまいますからね。
転職成功実績がそのまま会社の実績となりますし、担当者の成績にも直結してきます。
なのでアドバイザーの中には転職の実績についつい躍起になってしまいユーザーのことを見れなくなってしまう人がいるのが現状です。
繰り返しになりますが、ケアジョブは「しつこい」というイメージが蔓延する転職エージェントの中では逆にそういった口コミは少なかったです。



大手で人気のある「かいご畑」や「きらケア」「マイナビ介護」と比較すると認知度はやや低めなケアジョブ。
気になるのは「信頼できる会社なのかどうか?」というところですよね。
ということで以下からケアジョブが信頼できる会社かどうかチェックしていきましょう。
ケアジョブの運営会社
- 運営会社:株式会社メディカルジョブセンター
設立:2009年6月25日
資本金:1,000万円
10年以上前から運営していますね。
主な事業内容は人材紹介・人材派遣で転職サイトとしては申し分ないですね。
また2019年に厚生労働省の委託事業として「職業紹介優良事業所制度」の認定を受けていますね。
そして翌年の2020年に厚生労働大臣の許可もバッチリ取得しています。
ケアジョブの実績
転職成功実績とメインの就職先が下記のとおり。
まずは転職から。
- 正社員:49.5%
パート:41.2%
契約社員:9.3%
正社員として就く人が多いですね。
続いて就職先が以下の様な感じ。
- デイサービス:29.4%
グループホーム:20.5%
特別養護老人ホーム:14.4%
上記がトップ3でして、その他にも老健やサ高住、訪問介護、有料老人ホーム、小多機、病院などもあります。
また同年に行ったユーザーの満足度調査でも「満足度96.2%」だったみたいです。
(2019年1月1〜4日、ゼネラルリサーチ調べ)
ケアジョブは有資格者特化型エージェント
そして最大の特徴がある種デメリットにもなり得る人もいるかもですが、「超介護専門サービス」であるということです。
どういうことかと言うと介護に関する資格を持った人じゃないと利用できないみたいなんです。
なので介護が完全未経験者にとっては縁がないですが、逆に経験者にとってはかなりありがたいサービスになっています。

上記のいずれかを取得している必要があります。



ユーザーを有資格者に限定することで非公開求人を紹介しやすくしています。
間口を広げるよりこれだけ絞ると確かに転職の支援もしやすいしその分成功率も上がりますね。
それを裏付けるのが、ケアジョブが持つ非公開求人数です。
なぜ非公開にするかというと同業他社に知られたくなかったり、応募の殺到をさけて人材を厳選するためです。
公開求人数が73,000件(これもけっこう多い)で、なんと非公開求人はおどろきの160,000万件で全体の70%を占めています。
圧倒的で他の転職サイトからかけ離れています。
大きな特徴ですね。
ケアジョブはどんな人が使うべき?
- 有資格者
- 大手が苦手な人
- 正社員を目指している人
- 対応可能エリアに希望する人
- ゆっくりと転職活動をしたい人
上記のとおりです。
ひとつずつ深堀していきます。
ケアジョブがおすすめな人(1):有資格者
有資格者の人はマストで登録しておくべき転職サイトですね。
経験者に特化しているということはある程度は高いハードルを望んでも良さそうです。
ケアジョブがおすすめな人(2):大手が苦手な人
いわゆる「広く浅く」求人を展開している転職サイトにまどろっこしさを感じる人にもおすすめです。
余計な求人を最初からカットし最短ルートで見つけることができるでしょう。
ケアジョブがおすすめな人(3):正社員を目指している人
前述したとおり、正社員で就職した実績が約半分を占めているので正社員を狙っている人には適正ですね。
実績が物語っています。
ケアジョブがおすすめな人(4):対応可能エリアに希望する人
「有資格者」と同様にケアジョブが展開するエリアに就業を希望する方もマストで登録しておくべきです。
とても濃ゆく求人を探すことができるでしょう。
ケアジョブがおすすめな人(5):ゆっくりと転職活動をしたい人
ケアジョブの特徴のひとつである「非公開求人」の多さから市場に出回っていない自分に合った、かつレアな案件が来るまでじっくり待てる人。
転職を思い立って瞬間から登録し、地道に好案件を待てる人にもおすすめです。



ケアジョブのデメリット
その②:無資格の人は利用できない
その③:コンサルタントに当たり外れがある
上記のとおりでして、それぞれ解説していきます。
ケアジョブのデメリット(1):対応可能エリアが狭い
利用者を厳選しているのと同様に対応するエリアも狭いです。
下記の6大都市です。
ちなみに本社は北海道みたいです。
逆に圧倒的な求人数がこの6都市に集約されていると考えると希望する希望地域がマッチする人にとってはありがたいですね。
また沿革を見ていても徐々に拡大傾向にあるので今後はさらに対応エリアが増えていくでしょう。
ケアジョブのデメリット(2):無資格の人は利用できない
前述したとおり、介護経験者をターゲット都しているので「これから新しく介護の仕事を初めてみたい!」という人は残念ながら利用することができません。
ただ初任者研修くらいであればすぐ獲得できるのでどうしても利用したい人は取得をしに行っても良いかもしれません。
介護を仕事としてやっていくのであれば自ずと取得する資格ですので。
ケアジョブのデメリット(3):コンサルタントに当たり外れがある
冒頭でもお話ししましたが、ケアジョブに限らずほとんどの転職エージェントが抱える問題ですね。
利用者も人間であればアドバイザーもまた人間ですので合う合わないはどうしても出てくるでしょう。
長くなればなるほど言い出しにくくなってしまいますからね。
ケアジョブの口コミ・評判まとめ



悪い口コミ
やはりアドバイザーに関するコメントが多かったですね。
逆に言うとそこさえクリアできればかなり有効的に利用できると思います。
良い口コミ
続いて良い口コミをまとめました。
- 求人検索希望がわかりやすく細分化されていて使いやすかった。
- 女性コンサルタントがいて安心した。
- 日勤の求人が他のサイトより多くて希望にマッチした。
- 面接まで同行してもらえてとても助かった。
- 速攻で次の職場が決まって満足。
悪い口コミと同様にアドバイザーに関する評価と利便性を評価するコメントが多かったです。
ケアジョブに関するよくある質問
- その①:断れなくて困ってるんだけどブロックしてもOK?
- その②:コンサルタントはチェンジしてもOK?
- その③:退会方法を教えて!
上記のとおりです。
こちらもそれぞれ順番に解説していきます。
ケアジョブによくある質問(1):断れなくて困ってるんだけどブロックしてもOK?
何も言わずにブロックはやめましょう。
きちんと伝えておきましょう。
連絡の方法や頻度の見直しを提案するか、サクッと退会するか。
ケアジョブによくある質問(2):コンサルタントはチェンジしてもOK?
もちろんOKです。
- この時に「何が合わなかったのか?」「どこが嫌だったのか?」をしっかりと言葉に落とし込んで伝えることで次の担当とマッチする可能性が高まります。
何回もチェンジしていてはユーザー側も疲れますし気が滅入りますよね。
ケアジョブによくある質問(3):退会方法を教えて!
アドバイザーに直接電話して伝えるか、フリーダイアルでもOKです。
フォームからの連絡はできないみたいですね。
ここも前述したとおり、理由や経緯をスッと答えられるように予め準備しておくことをお勧めします。
ケアジョブを利用して転職するまでの流れ
簡単3ステップです。
- 手順①:1分で登録
- 手順②:担当者の連絡を待つ
- 手順③:求人の紹介を待つ
サクサクと見ていきましょう。
ケアジョブの利用手順ステップ(1):1分で登録
以下からスマホ版で解説しますが、PCでも内容と流れは一緒です。
▼まずは持っている資格を選択して
▼続いて希望する働き方を選択。
▼続いて転職時期を選択。
▼住んでる地域を選択して
(番地までは必要なし。)
▼生年月日を選択。
▼名前を入力。
▼最後に電話番号を入力して完了。

ケアジョブの利用手順ステップ(2):担当者の連絡を待つ
アドバイザーから連絡が来るので希望する条件を予めまとめておきましょう。
この段階でアドバイザーが合う合わないを見極めるくらいの感じでも良いかもしれません。
あとあと面倒くさくならないように。
ケアジョブの利用手順ステップ(3):求人の紹介を待つ
あとは条件に合う求人を探してきてくれるまで待つだけ。
紹介された案件はしっかりを目を通し疑問点は臆せずぶつけましょう。
その後面接日の調整やサポート、就業先への見学を経て面接です。
補足:転職サイトは複数登録がマスト
転職サイトは保険のためにももう1〜2個くらい登録しておきましょう。
さらに安心できるし選択肢が広ががります。
利用しながら比較もできますし、万が一自分と合わなければ退会すればOKなので。
介護系に強いおすすめの転職エージェントは下記のとおりです。
「もっとたくさん見てみたい!」
という方は>>【失敗しない】業界人が最もおすすめする介護転職サイト・エージェント&非公開求人数ランキング16社比較をどうぞ。
まとめ:ケアジョブは経験者限定の良質サイト
記事のポイントをまとめます。
- ケアジョブは他社と比較するとそこまでしつこくない
- ユーザーを有資格者限定にしているのでサービスの質と精度が高い
- 対応エリアが狭いのでさらに限定される
こんな感じです。
使う人をかなり選びますが、その分求人の質も高く転職の成功率をガツンと上げてくれるサービスでした。
下手に広く抱え込むよりよっぽど質の高い支援をしてくれそうです。
エリアがマッチし、なおかつ資格を持っている介護士のみが唯一使えすサービスですので合致する人はぜひ。

朗報です。求人エリアがかなり拡大されていました。
最初に調査した時より明らかに成長していますね。
やはり良いサービスは普及していきますね。
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