こんにちは。
介護業界で働いて10年目の管理職、ユウ(@yuyuhoimin)です。



ということで今回は、
「介護職のベストな転職時期が知りたい人」
「トラブルなく綺麗に転職したい人」
のために、
介護職が狙うべき転職の1年を通した中での「月」と、逆に避けた方がいい月から円満退職する3つのコツまで解説していきます。
- この記事を書いているぼくは介護業界に勤めて10年目
- 面接官として実際に採用や人事にも携わっている
- 社外の介護職との関わりも多く様々な意見を収集
また、ケアマネの転職時期については下記の記事で解説しています。
実は微妙に違うのでケアマネさんは要チェックです。
※参考:【体験談あり】ケアマネのベストな転職時期は◯月!転職先の選び方も解説

【結論】介護職のベストな転職時期は◯月!
結論は「2月」です。
10年以上会社への出入りを絶えず観察して身をもって体感してきて出た結論です。
是非狙ってみてください。
以下から理由を解説してきます。
なぜ◯月なのか?
答えは1年の中で最も穏やかに退職と就職することが可能な月だからです。
転職活動には体力的にも精神的にも大きな負担がかかります。
2月はそれらが最も軽減される月になります。
詳しくは後述しますが、繁忙期や定番とされる人が出入りする時期に転職するとかなりハードです。
受け入れ側もあなた自身も上記の時期は忙しく通常よりも負担がかかることになります。
なので逆説的に年始に近い方がベストなタイミングだと言えます。
ただ1月は世間的にも少しバタバタしている月なので少し落ち着いた2月がベストなのです。
とにかく退職したくてそっちにばかり気がいくと、反対により良い就業のチャンスを逃しかねません。
そして就業を成功させるかどうかを担うのが、最初にあなたが職場に感じる印象です。
なのでより良いスタートにもガッツリこだわるべきです。
繰り返しになりますが忙しい時期はなるべくさけて双方ができるだけストレスが無い時期に転職するのがベストです。
年間:介護職の転職タイミングチェックシート
- 1月:ボーナス後で退職増加し求人増加
2月:ベスト!!!
3月:年度末で退職増加し求人増加
4月:新卒採用の時期
5月:GWでプチ繁忙期になる
6月:ボーナス前で慌ただしくなる
7月:ボーナス時期で人の入れ替わりが激しい
8月:ボーナス後で退職増加し求人増加
9月:ベター!!
10月:退職者が増える傾向にあり求人応募数が増える
11月:繁忙期とボーナスが近くなり会社が慌ただしくなる
12月:ボーナス時期・繁忙期・年末で忙し過ぎ



よくある質問:ボーナス問題
よくボーナスをもらった後に速攻で辞めようとする人がいますが同じことを考えている人がたくさんいるので求人の倍率も高くなります。
なので皆さん悩まれます。
何を優先して考えるかによりますが、どうせ転職するなら成功させたいですよね。
なので成功する確率を上げたい人は避けるべきです。
- もし経済状況や時間に余裕がある人ならボーナスをもらった後に少し休憩する期間を設けても良いですね。
介護職が転職を避けるべきタイミング
逆に転職を避けた方がいいタイミングは、繰り返しになりますが「繁忙期と人の入れ替わりがある時期」です。
- 具体的には1月、3月、4月、8月、10月、12月です。
これらはおすすめできません。
先程ご紹介したチェックシートの内容を含めて深堀りしていきます。
人の入れ替わりがある時期
ライバルが多い時期は避けるのが賢明です。
ボーナス後で退職者が多くなったり、その分会社も求人をいつもより多くなります。
採用率が上がるかもしれませんが、良質な企業においては倍率も当然高くなります。
繁忙期
敢えて採用に消極的な時期を選ぶ必要はありません。
会社が人材の確保より利益の確保にフォーカスするタイミング。
同様に育成や教育も。
また世間的にもイベントごとがある時期なので忙しさは加速します。
この時期に入社するといきなり会社のMAXのキツさを経験することになるのでおすすめできません。


補足:3ヶ月・1年で退職してもOK?
基本的にはOKです。
なぜなら介護業界は転職するのがデフォルトになっているからです。
下記の記事でさらに詳しく解説していますので興味のある方はチェックしてみてください。
※参考:介護職が半年で転職するのはマズイ?業界10年目でわかったリアルな退職理由
介護職が円満に退職する3つの方法
- その①:決めてから報告
その②:会社の規則を確認
その③:限界までガマンしない
上記のとおりです。
それぞれ順番にひとつずつ解説していきます。
円満に退職する方法(1):決めてから報告
次の転職先ややりたいことが固まってから会社に報告するようにしましょう。
なぜなら大半の上司や同僚が転職の相談をしたら引き止めてくるからです。
決心が鈍りダラダラと続けることになりかねません。
そして引き止めた人があなたの悩みを解決できる可能性はめちゃくちゃ低いです。
そんなに簡単に解決できたらそもそも転職など考えません。
スパッとさっぱり決めてから話してください。

これまで何人もの去っていく背中を見てきました。
円満に退職する方法(2):会社の規則を確認
あくまでも就業中はその会社のルールに準じる必要があります。
退職の申し出をする期間等をしっかりチェックです。
円満に退職する方法(3):限界までガマンしない
限界までストレスを溜めるのは辞めましょう。
転職する際の判断を鈍らせます。
また会社ともこじれる可能性があります。
転職活動をするだけならリスクは無いので思いたったらパンクしないうちにゆっくりでいいので計画を進めていきましょう。
下記の記事では転職の相談をする相手や時期について解説しています。
※参考:介護の転職相談はいつ、どこにすべき?10年続けてわかったベストアンサーとは?

どうしても辞められない時
どうしても退職の意向を伝えるのが難しかったり、半ばパワハラ気味で退職を阻止してくるような時は「退職代行サービス」を使うのもありです。
一昔前に流行りましたが、最近また利用している人が急増しています。
(業界全体を見ていても実際に使っている人を見ます。)
退職代行サービスは流行っているのでたくさん存在しますが、中でも個人的におすすめなのが「退職代行ガーディアン」です。
簡単で、低価格で確実です。
介護職は転職しやすい・すぐ決まると思わないで
本記事を読んでるあなたは大丈夫だと思いますが、世の中には
「介護職は転職しやすい、すぐ決まる!」
とたかをくくってる人もいます。
そしてそれに加えて
つまりあなた自身の転職の失敗リスクが高くなってしまいます。
準備や計画のサポートとして転職エージェントの利用をおすすめします。
おすすめの転職エージェントは下記のとおりです。
大手を中心に2〜3個くらい登録しておけばOKです。
多すぎると管理も大変だし、うざいですからね。
上記の3サイトに関しては下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧下さいませ。
※参考:【介護系に強い】おすすめの転職サイト・エージェント比較!業界人が選ぶのはここ
転職にはリスクがつきものですが、転職活動にはリスクがありません。
転職のプロの話を聞きき、「転職しない」と決めるのも良しです。
上手に活用してブラック企業を避け、ホワイト企業を選ぶ確率を高めましょう。
動き出した人から変わっていきます。
おわり。
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