こんにちは。
介護業界で働いて10年目の管理職、ユウ(@yuyuhoimin)です。



慎重になって然るべきだと思います。
ということで今回は、
「介護転職の相談はいつすべきか悩んでいる人」
「どこに相談すればいいか迷っている人」
のために転職活動を始めるベストなタイミングと、相談相手選びを失敗しないように体験談をもとに解説していきます!
- 未経験から介護を始めて10年目
- 管理職として入退職にリアルに関わる
- 全国(1都7県)の介護事業者と関わる
- 大手転職サイトからのインタビュー歴あり
尚、下記の記事では介護職のベストな転職タイミングをズバリ解説していますので併せてご覧ください。
※参考:介護職のベストな転職時期は〇月!円満退職するコツと避けるべきタイミング

介護の転職相談はいつすべき?
結論は、転職しようと考えた瞬間です。
なぜなら転職には準備が必要だからです。
転職する時期に関わらず相談は早いことに越したことはありません。
早ければ早いほど転職に失敗する確率を下げることができます。
なので相談自体はできるだけ早めにしておいた方が良いです。

よくある3年ルールについて
よく、
「就業期間は3年はいた方が良い。」
という、フレーズを聞くことがありますがあまり関係ありません。
実際に面接官として入職希望者の履歴書を見るときも前職の期間は個人的にもあまり気になりません。
10代から60代の方まで転職を成功させています。
各年代の悩みにフォーカスして気をつける点やポイントを下記の記事でまとめています。
※参考:【中高年が有利?】介護転職の年代別攻略法まとめ【年齢制限はありません】
介護転職における相談内容まとめ
ここで、介護職のみんながどんな相談をしているのかまとめましたので見てみましょう^ ^
- 年齢
- 収入面
- 人間関係
- 未経験でも?
- 体力(健康面)
- 子育てとの両立
- キャリアアップ
- 他職種に行きたい
- 相談員になりたい
僕もよく相談を受けますが、上記のような相談が多いです。
そして個人的には同僚であっても転職を引き止めることはしません。
むしろ推奨しています。
年間2、3人は送り出しています(^ ^)

また、最後の相談内容である
「相談員になりたい‥。」
というお悩みに関して下記の記事が役に立つと思うので気になる方は是非チェックしてみてください。
※参考:【介護転職】生活相談員はストレスフル?社会福祉士で介護士の僕が解説
リアルなお悩みの声
とりあえず週明けに腰診てもらう。
これを機に転職を本気で考えようと思ってます🙄💦
スタッフさんがどれだけ良くても
柱となる方々が横柄な態度。
それを問題視しないトップ。それじゃ良くなるものもならない。
— フックン@介護 (@qUAwkvUx026Zerx) April 17, 2021
ってなわけで!転職します!
大阪です!兵庫もいけます!どなたか雇って下さい!笑— ゆう@8月から介護職員始めて12月から介護主任 (@CXgfQMd7IlSpiXS) April 15, 2021

セクハラを放置するようなブラック?施設なら転職もありですね
— ぺんぺん♥介護保険 (@pennpenn_kyuuri) April 17, 2021
この会社にずっといちゃ駄目だ
って今日確信したけど
ひと通り自由研究するだけやって
研究しながらスキルつけて転職しよう
落ち着かねば。感情的になったら何もかも上手くいかないからね— kion/綺音 ☯ 画家 ▸▸ 介護に追われる日々 (@_kion) April 11, 2021
今の職場で給料を上げたいと思ってる福祉職の方。微々たる昇級額やつけるか分からない役職を当てにするより【転職】する方が手っ取り早いです。在職中に資格を取るなど自分を高めて、売り込みにいきましょう。給料を上げたいのならば自分の価値を高めましょう。
— ふくたろう@プロの生活支援員/社会福祉士/介護福祉士 (@fukushienblog) April 11, 2021
転職相談はだいたいパターン化されます。
介護転職アドバイス:転職前の3つのレベル
前述したとおり、転職の準備はしていて損はないですし準備期間も長いほうがより成功に近づくのでおすすめです。
そして準備だけして、今の職場での悩みが解決できれば転職をしなくてもOKです。
良質な求人を見つけておくことで精神的な支えにもなるからです。
実際に転職をするのは下記から紹介する3つの段階を経てからでも遅くはありません。

- レベル①:相談
レベル②:異動(事業所)
レベル③:異動(他部署)
それぞれ順番に解説していきます。
介護転職アドバイス【レベル①】:相談
まずは今抱えている悩みを職場の先輩→上司の順番に相談してみましょう。
できる先輩や上司だったらそのタイミングで解決することもあります。
「多分無理だろな‥。」
と思っても一回やってみてください。
この時から前述したように転職の準備をしておくと心の支えになって案外言いやすくなったりします。
介護転職アドバイス【レベル②】:異動(事業所)
先輩、上司への相談で解決しなかったら事業所や施設の異動願いを出しましょう。
同じ会社でも事業所や施設を変えると、
「ここは別世界ですか?」
というレベルで変わる場合があります。

介護転職アドバイス【レベル③】:異動(他部署)
事業所を変えてもダメな場合は部署を変えてみましょう。
これも会社の規模によりますが、成功すれば大きな環境変化になります。
抱える悩みが従事しているサービス特有のものである可能性もあるため。
かくいうぼくもそのクチです。
- 現場から事務方へ異動するのもよし、所属してる会社に福祉用具とかがあればそっちに異動するのも検討してみてください。
それでもだめ、もしくは気になる部署もない場合は転職活動を加速させましょう。

介護の転職相談はどこにすべき?
結論は下記の2者です。
- その①:信頼できる友人・知人
その②:転職エージェント
必ず1者だけではなく、合わせて相談するようにしましょう。
1者だけでは偏った意見になってしまう可能性がありますし、何より複数の意見を取り入れることでより客観的に捉えることができて、失敗する確率も減ります。
繰り返しになりますが、大切なのはどちらにも相談することです。
それぞれ深堀りしていきます。
介護転職のベストな相談相手(1):信頼できる友人・知人
できれば職場外が望ましいです。
同僚や上司に相談するとかなり高確率で引き止めてくるからです。
これは10年分のデータで裏付けされています。
嫌なことを言うようですが「自分のため」に引き止める人が一定数いることも10年間でわかった事実です。
- なのであなたのことをよく知っている、できるだけ付き合いが長くて信頼できる友人や知人を第一に相談相手に選びましょう。
補足:紹介やスカウトも期待できる
同じ介護職につく友人・知人であれば紹介してもらえることもあります。
転職活動にかかる工数が一気にカットできて負担なく転職できることがありますのでおすすめです。


比較的ネガティブな意見の方が多いので。
介護転職のベストな相談相手(2):転職エージェント
転職業界のプロの力も併せて借りましょう。
無料なので使わない手はないです。
ハローワークと転職エージェントについてはこの後深堀りして解説していきます。
介護転職でハローワークに依存するのは悪手
介護転職において、ハローワークのみを利用して転職活動を行うのはおすすめできません。
なぜならハローワークには公的機関ゆえのデメリットが複数個あるからです。
おすすめは転職サイト・エージェントを活用することです。
- どうしてもハローワークを利用したい人は転職エージェントと併用してリスクヘッジをするようにしてください。
以下からハローワークをおすすめすることができない決定的な理由を転職サイト・エージェントと比較しながら解説していきます。
ハローワークよりサイトをおすすめする3つの理由【比較しつつ解説】
- その①:熱意が無い
その②:専門性が低い
その③:利便性が悪い
上記のとおりです。
それぞれ順番にひとつずつ転職サイトと比較しつつ解説していきます。
ハロワで転職先を紹介していくる人は基本的に公務員です。
対する転職エージェントは転職を成功させることで評価を得て成績に直結する会社員です。
どちらの方が熱意を持って接してくれるか、サポートしてくれるかは一目瞭然ですよね。
転職に失敗して繰り返してしまう原因にもなりかねません。
熱意はスピードに大きく影響します。

もちろん全てのハロワ職員がそうというわけではないですが。
転職におけるリスクはできるだけ排除しましょう。
例えば非公開求人です。
介護の企業を選ぶ上で欠かせない要素である非公開求人をハロワはほぼ扱っていません。
それどころか募集を終了している求人が残っていたりすることも。
- 対して転職サイト(エージェント)は転職に特化していて当然非公開求人を保有し、転職に役立つサービスやコアな情報を提供してくれているところが多いです。
なぜなら前述したとおり、転職サイト(エージェント)にとっては転職を成功させることが全てだからです。
転職の成功率を大きく向上させてくれます。
例えばハロワは基本的に平日しか利用できませんし、待ち時間もタイミングによってはかなり発生することも。
「数時間も待たされた‥。」
なんて声も決して少なくありません。
一方で転職サイト(エージェント)の場合は曜日も時間も関係ないです。
特に介護の転職サイトは競合が多いので各会社が鎬を削って様々な役立つサービスを用意しています。
- その他、利便性が低いと利用を離脱されてしまうのでユーザーにとって使いやすいツールを目指して改善を繰り返しています。
転職活動にかかるストレスがかなりの割合で違ってくるということですね。
コスパ良く転職活動をして避けられるストレスは避けた方がいいです。
ハローワークの体験談
『引越したばかりで不慣れですよね。ゆっくり探していきましょう』って。ありがたいぃぃ😭😭😭
昨日の派遣会社の担当、爪の垢のめ!
ハローワークかなり待ったけど
係の方は良い人に当たって良かった
具合悪いけど頑張って行ってよかった
もしかして死にそうな人に見えた(笑)
明らかに雇止めだったから
気の毒に思われたのかも……😥
辛かったですねって慰められてしまった!
頑張りましょうとはげまされた
凹んでる人に見えた?— Hana (@Hana77chan) April 20, 2021
8ヶ月無職=8ヶ月ハローワークにお世話になったんだけど、担当してくれた人が親身になって支援してくれて、給付金もそれなりにもらえて再就職手当も頂けるので国の制度は意外とちゃんとしていると感じた。まさか自分がお世話になるとは思わなかったけど、正直本当に助かったΣ(´∀`;)
— ゴロリ(100万円ライダー) (@gorori1000000) February 10, 2017
ちょっと待って、ほんとにハローワークに対するイライラが止まらない。こんなに怒ってるの今年初くらい。もう今年終わるのに。理不尽すぎる。#ハローワーク#ハロワ#理不尽 #返金#支払い#クレーム案件#むかつく #証明写真
— モツめがね (@o23_me) December 2, 2020
@manami104 上から目線むかつく!!東京のハローワークもいつも混んでて対応悪かったよー(;д;)あたしも去年の夏転職したよ!なかなか仕事見つからなくてかなり病んだ。。仕事探し悩むよね!!すごい気持ち分かる!!
— あやぼー (@ayabo1129) January 14, 2011
ハローワークのシステム見づらいしまたハローワーク行かんと求人見れんしくそむかつく
— 🐼 (@xiarkend) January 7, 2020
指定された時間に来たんだが😣
めちゃくちゃ混んでるのは十分理解できるから大丈夫👌
待ち時間が長くてむかつく!とかよりもこの時期に三密は避けたいのが本音💦
ハローワークほんとくそむかつくわwwwww人の質問に簡潔に答えろよ!!!!シフト決まんねぇと20時間越えるかわかんねえだろ!って言ってんだよ!!!仕事終わったあととかおまえら帰ってるだろ(^o^)くそったれ(^o^)
— つな缶 (@seseragi13) May 29, 2013

よくある質問:フリーペーパー(求人誌)は?
結論は、最終的な決断を求人誌で行うのは絶対にやめましょう。
- 転職活動をサポートするサービスとしては2者(ハロワと転職サイト)より圧倒的に劣るので
テキストは魔法です。
書き方による勘違いがあったり、不利になるようなことはあえて書いていない場合がありますし、企業によって質に差がありすぎます。
- また、最近ではTwitterなどで自分から企業にスカウトを要求したり、その逆で求人募集をしているところもあります。

介護職を目指す人が最初に取得を目指す「初任者研修」という資格です。
ただ所得の制限など、条件があったりします。
- 資格取得に関しては前述したとおり、転職エージェントで無料サポートしてくれるところがあるのでそちらを利用した方がサクッと取得できます。
また、初任者研修だけではなく上位互換である「実務者研修」までサポートしてくれるところも多いです。
前述したように転職エージェントは利益を求める企業ですので、
会社によっては利用者のことを度外視して利益(転職を成功させること)だけを追求してしまうところがあるからです。
またネットに出回るのは良い評判よりも悪い評判の方が拡散される傾向にあるからです。

ハロワより優秀:転職エージェントの賢い使い方
下記の2つを抑えておけばOKです。
- 主導権を握らせない
- 複数登録で比較
サクッと解説していきます。
主導権を握らせない
前述したとおり、エージェントによってはあの手この手であなたを就業させてこようとします。
なのであくまで自分主体で動き、転職エージェントの旨みを最大限に活用しましょう。
例えば資格取得支援制度やお祝い金制度など。
エージェントによって様々なサポートが用意されているので臆せず使い倒しましょう。
複数登録で比較
より転職の成功率を高めるために複数利用はマストです。
ただ登録し過ぎると管理が大変なので2〜3くらいがベストです。
以下から介護系に強いおすすめの転職エージェントをご紹介します。
介護系に強い転職サイト・転職エージェント3選
大手を中心に2〜3個くらい登録しておけばOKです。
前述したとおり、多すぎると管理も大変だし、うざいですからね。
上記の3サイトに関しては下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧下さいませ。
※参考:【介護系に強い】おすすめの転職サイト・エージェント比較!業界人が選ぶのはここ
転職にはリスクがつきものですが、転職活動にはリスクがありません。
転職のプロの話を聞きき、「転職しない」と決めるのも良しです。
上手に活用してブラック企業を避け、ホワイト企業を選ぶ確率を高めましょう。
動き出した人から変わっていきます。
おわり。
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